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会えるうちに会いたいだけ会う

これは「会えるうちに会っておきな」というタイトルで2年弱前にも書いていた記事のブラッシュアップ版です。大学1年生か2年生のころに、友だちから言われたこと。今も変わらずモットーにしています。誰でも、いつ会えなくなるか分からないから。

少し前までは手を伸ばせば触れられる距離にいたのに、今となってはどれだけ深い海に潜ろうが、高い山に登ろうが、会えない人がいる。あるいは毎日のようにじゃれ合っていたのに、だんだんと疎遠になって、今ではSNSさえ知らない人がいる。

ふと彼らのことを思い出して「会いたいなぁ」と思うことがある。けれどその想いに反して、当時は強がってそっけない態度を取っていなかったか。いつでも会えるから今日は良いやと1人の時間を選んでいなかったか。

もし過去に戻れるなら、会えるだけ会って、美味しいごはんを一緒に食べて、さっき食べたばかりなのにねと言いながらアイスを食べて、思い思いに過ごしながら「また今度ね」って別れて、そのまた「今度」を迎えたい。

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だから、「会えるうちに会いたいだけ会う」をモットーにしています。過去の後悔を無かったことにはできないけれど、未来の後悔は無くせるかなと。好きな人への駆け引きもしない。たぶん、絶対に。世の中に100%なんてないから、「絶対」って言葉はあまり使わないのですが、この話に関しては、99.999…%言い切れる。まぁ強がることはあるかも知れない。

ただ、このモットーをしっかりと胸に刻んで、「のちのち後悔しないか」「その強がりで無くしても良い機会なのか」と自分に問うようにしています。いずれ会えなくなったとき、寂しさを感じながらも「会い切った」と清々しい気持ちでいられるように。

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最後に、この記事を書きながら頭の中で流れた曲を置いておきます。


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