最近の記事

猫にお手

きっかけは、旅に行こうと思ったことからだ。 2泊3日の旅行中、自立心と食欲の旺盛な飼い猫にどう過ごしてもらうかを考えた。自立心旺盛ゆえ、人間の2~3日の不在はさほど問題にはならない。しかし、食欲旺盛ゆえ、置き餌なんてたとえ3日分でもたちまちにして食べつくしてしまう。困った末自動給餌機を置いた。これでご飯の心配はなくなったが、旅行から帰ってきても自動給餌機さえあれば、人間なんていらないとばかりに機械に夢中なのだ。 ねえ、このご飯をあげているのは機械ではないのだよ。人間なのだよ

    • 偏愛たべもの

      半透明で弾力のある食べ物が好きだ。例えば、春雨、ビーフン。春雨は煮てもサラダでも、ビーフンは煮ても炒めてもいい。この両雄はどんな料理法でも弾力がへこたれないところが偉い。フォーもいい。生春巻きは、ライスペーパーの中の具がほんのり透ける感じと歯ごたえが完璧だ。エスニック料理周辺は、私にとってのパラダイスゾーンかもしれない。和の食べものなら、煮凝り、くずきり。ところてんは、関東は酢醤油で食べるが、関西はくずきりのように黒蜜で食べる。どちらも甲乙つけがたい。洋物なら、ゼリー。フラン

    猫にお手