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目先の利益や欲望、物事に執着してしまっているときに覚えておきたい禅語

手元にお金が少なかったり、少し焦っている時に、ついつい目先の利益や欲望に従って動いてしまうことってありませんか?

抹茶が好きすぎて「千休」というブランドを起業した私(@namatcha_)も、うまく行かない時や売上が落ち込んでいる時は、つい小手先のマーケティングの方法で動いてしまう時がありました。

誰でもそんな経験があると思いますが、そんな時に心に留めておくといい禅語を今日紹介します!

『壺中日月長』

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壺中日月長
(こちゅうじつげつながし)

この言葉は、日本橋にある和菓子屋カフェ「かんたんなゆめ」さんに飾ってあった掛け軸の言葉です。

壺中は文字どおり「壺の中」を表していて、これは別天地、仙境のこと。

悟りを開かないといけない場所のことを表しています。壺の中は、ごく限られたすごく小さな世界です。

日月長しは、時間が長いという意味ではありません。

これは、時間追いかける日々ではなく、時間を使って追われることなく悠々と人生を送ることを「日月長し」というのです。穏やかな、のんびりとした時間が流れていることを表しています。

つまりこの禅語を簡単に表すと

「悟りを開いた人が世間から離れて山の中などにこもって、悠々自適に生活を楽しむ様子」
「壺のように小さな世界でも、平和に日が送れる」

と読み取ることができます。

小さな世界で欲やエゴをなくす

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ここから何が学びとれるのか。
(禅語は何を教えてくれているのかを学ぶまでが大事!!)

この禅語は、日々せかせかと働きタスクに追われているわたしたちへのメッセージだと読み取ることができます。

家や職場(壺中)はごく限られた小さな世界で、何かあると視野が狭くなりあくせくしてしまいますが、そういう場所だからこそ自分の欲やエゴを一旦無くしてみる(悟りに近くする)。

そうして何にも囚われない心で日々を楽しめるようになれば、平和で充実感あふれる1日がすごせるのでは?というメッセージが込められています。

つい目先の利益や欲望、物事に執着してしまいますが、時にはゆったりとした時間を過ごせる余裕を持ちましょう。

…というのが、この掛け軸から読み取れるメッセージです。

コロナ渦で家にずっといる日々を送っている私たちに響くような言葉ですよね😳

かんたんなゆめ日本橋別邸に飾ってある掛け軸は、現代のアーティストの方が、店舗のために書いたもので、筆跡がとても美しいので、ぜひ実際に見に行ってみてください!

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