タクシーの運ちゃんごめんやでと思った話〜インド4日目〜
今日はGood Friday. インドは祝日だ。
新しい職場でインプットされれすぎオーバーヒートしていたので休日は嬉しい。
一日ホテルにこもってNetfilxでも観ようかなと思ったが明日デリーを離れるので、少し観光っぽいこともしておくか、、と重たい腰を上げた。
同僚にフマーユーン廟(Humayun's Tomb)が綺麗だと言われ、調べてみるとタージマハルのモデルになった建造物という説明が出てきた。
ミーハーにタージマハルは行きたいと思っていたので、
きっとフマーユーン廟も感動するだろうなーと思ってUberを呼んだ。
リキシャという選択もあったが、ちょっと遠いかなと思い優雅にUber.
5分も経たないうちに乗れたがここからが大変だった。
フマーユーン廟はかなり大きい。でもエントランスは1つしかない。
どうやら私はエントランスではないところにピンを置いてしまったようで、運ちゃんに変なところで降ろされそうにった。
「私フマーユーン廟へ行きたいんだけど、エントランスまで走ってくれへんかな?」
「OKOK」
そしてなぜか決済画面を向けられた。
あ、英語通じひんやつや。私はヒンディー語話せない。
でもここで降ろされても困る。Google Mapを見る限りエントランスまでかなり距離がある。
ここから、身振り手振りの会話が始まる。
なんとかエントランスまで行きたいと言うことは伝わったが、運ちゃんから「君がピンしたところにちゃんと送り届けたのに」と言う無言の圧を感じた。そらそうや。ごめんやで。
私は何度もフマーユーン廟のエントランスまでの道をgoogle mapで見せた。
地図を見せる→OKと言われる→逆方向に走っていく。
を3回ほど繰り返し、これでは日が暮れる、まずいと思い、
「あ!私がナビすればいいんや!」とひらめいた。
「次右!」
「次左!」
「ぐるっと回って!」
私がグーグルナビの音声だったらグーグル社は絶えずクレームがくるだろう。
曲がる道間違えるし、言うの遅いし。
それでもUberの運ちゃんは私のナビに付き合ってくれた。
私がそもそもピンの場所を間違えていたのにしぶとく付き合ってくれた。
私のナビがクソすぎて、結局エントランスはすぎてしまったが、
歩けなくない距離まで近づけたのでここで下ろしてくれと頼んだ。
少し多めにチップも渡しておいた。
お互いが言語が伝わらない中、
忍耐強く、お互いに伝えよう、理解しよう、としたからこそ私は今日フマーユーン廟に辿り着けたのだと思う。運ちゃんありがとう。
灼熱の太陽すぎて、30分強ぐらいしか滞在できなかったけど、行けてよかった。
ちなみに帰りの運ちゃんも英語はカタコト。
カタコトだったけど、ヒンディー語がわからない私に懸命に英語で話しかけてくれた。
インドのタクシードライバーの忍耐力に天晴れである。
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