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社会を変え得るボランティアの力②

みなさんは、ボランティア活動に参加したことはありますか?
私は先日、初めて地域のボランティア活動をしてきました。当初、ボランティアは困っている人を助けるためだけのものだと考えていました。
しかし、実際にはそれ以上の価値を社会に生み出し、現代社会における様々な問題を解決しうる、大変価値のある活動であることを学ぶことができました。

今回のnoteでは、
・私が参加したボランティアの詳細
・ボランティアに参加しようと思った理由
・ボランティアを通して気づいた本当のボランティアの意味
について2回に分けてお話ししていきます🌟

今回は第二弾です!

ボランティアに参加して気づいたSDGs

参加した学習支援ボランティアには、NPO法人の職員の方や地域のボランティアさん達が活動されていました。

学校では本当の自分を出せなかったり、うまく馴染めていない。
家でも親が忙しかったり、兄弟がたくさんいたりして自分の居場所が見つけられない。

そんな子供達に、家でもない、学校でもない、もう一つの居場所を提供する。
勉強を進めるのが目的だけれど、一番大切なのは「心を許せる場所」の提供。
だから、勉強の合間にみんなでお菓子を囲んでお茶したり、質問大会をして盛り上がったりしながら、一人一人の話を丁寧に聞いてあげて、寄り添うことが大切なのだと気づけました。

学習支援だけでも、もう十分に素晴らしい活動。
しかし私が参加したボランティアでは、地域の農協にも協賛してもらい、毎回子供達にたくさんの野菜や果物を無償で提供していました。

農家さんが出荷できずに余ってしまった野菜を、恵まれない家庭環境の子供達に届ける。農家さんにとっても、食材の無駄を削減できるし、子供達は地域の野菜を食べられる。親御さんも金銭的に助かる。
この究極のSDGsに私は心から感動しました。

現在、多くの場面でSDGsの重要性が叫ばれていますが、実際にその具体的な活動について知っている人はどのくらいいるのだろう。
実際に行動に移せている人はどのくらいいるのだろう。

座学だけでは知り得ない、現場に行くからこそわかった真実。

学習支援ボランティアを通して私は、多くの社会問題を解決し得るSDGs活動に気づくことができました。

人と人の繋がりを作ることの大切さ

学習支援ボランティアを運営されている職員の方が
「そんな大したことしていないけれど、こう言う場所があってもいいと思うのよね」と仰っていました。

大きな行動でなくても、困っている子供やその親の心の支えとなる。農家さん達が必要とする場所を提供できる。ボランティアを通して子供達とつながる人が増え、地域を支えることができる。

たった一つの学習支援ボランティアがこんなにもたくさんの人の素敵なご縁を繋げていることにとても感激しました。

人と人を繋ぐことの重要性、繋ぐ場所を作ってあげることでつながるご縁。
ほんの少しの気遣い合いが人を助けうるかもしれない。

理想を語ることは簡単だけれど、実際に行動することが何よりも大切で、その行動がどんなに小さいものであったとしても助けられる人はたくさんいると言うこと。
それに気付かされた貴重な経験となりました。

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