元風俗嬢、夏子のF流馬券道卒業追試験　その１-2

こんにちは夏子です。
皆様に報告するのが遅くなりましたが10月3日の卒業追試験の2回目が中止になっていました。
師匠が緊急の大きなオペがあったらしくて日曜日も病院に行かないといけなくなったので2日前に中止の連絡が入っていました。
いつもは競馬好きの昭和のギャンブラーって感じで、エッチで面白い大阪人丸出しの人なのですが師匠は脳外科医だったということを忘れて一緒に競馬をしています。

最後の直線での師匠語録
「そうそう、外へ出せ！」
「さあ、割って来い！」
「来い、来い、来い！」　差せ、差せとは言いません。
「残せ、残せ、残せ！」
「よっしゃ～！取ったやろ、押さえの法則！」
「はい、次、次」　レース中に自分の馬券に絡まないと分かった瞬間

最近夏子もゴール前では声を出しています。
師匠に比べたら非常に小さいですが、最初の頃は自分が買っている馬がどれかわからず、目を凝らして見ていても何がどうなってどんな結果になったのかわかりませんでした。
今では騎手の帽子の色で道中の位置取りがだいたいわかるようになり、ゴール線上のもつれ込むような入線も見極めることができるようになってきました。
こうなれば楽しさも倍増、スリルも倍増です。

次回2回目の卒業追試験は10月17日になりました。
今回は土曜日に大阪に行き、日曜日が実習です。
日曜日はG1の秋華賞です。土曜日の夜か日曜日の朝に夏子の買い目をアップしますので見てくださいね💗

そして土曜日の夜は前回果たせなかった3人で食事に行きます。N美さんの大好きなカニ料理です。師匠がよく行く「網元」を予約してもらいました。
N美さんと師匠がどんな会話をしているのかすごく興味があります。今度は緊急キャンセルのないように祈っています。

追伸　　夏子は大きな勘違いをしていました。

前シリーズの「1日10万10番勝負」の最後の章では顔出しをするので有料にしていました。その有料部分に今回の新シリーズへの移行のいきさつを書いていましたが夏子のnoteを読んでおられる全ての皆様が有料部分を見ている訳ではありません。
当たり前のように続きものとして新シリーズに移行していましたことをお詫び申し上げます。

有料部分を見ていない皆様のために。

10番勝負が終了して的中総額の６５万円を約束通りに師匠に返金すると言いました。
すると師匠は卒業試験のミッションは失敗したがかなりいい線まできているので、F流馬券道（師匠の名前の頭文字、姓か名は秘密）の仮免は与えてもいいかなと言ってくれました。
更に、この65万円を卒業追試験として大阪までの宿泊と交通費に2万、馬券の軍資金として2万、マッサージ代として2万の計6万円を1回の実習費としてこれを10回行う費用に充てるというのはどうかという提案がありました。
そして今回の2万円は的中したらその後のレースに使ってもいいというルールです。

もちろん夏子に異存はありません。月に1～2度の実習になるけど構わないかと聞かれ、夏子はいつでも大丈夫です、今は競馬と師匠が第一優先ですと答えました。

大まかにこのような内容を有料部分に書いていました。ですから前回は追試験の1回目だったのです。この同時進行型実録小説をお読みの皆様、これで話がつながったと思います。

引き続きのご愛読を宜しくお願い致します。