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元風俗嬢、夏子のF流馬券道卒業追試験  その5

皆様あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。


今回はこれまでのあらすじ(経過)を書こうと思います。途中から見てくださっている方にもわかるようにザックリと書いてみます。
この投稿は現在進行形の小説です。しかし小説といってもほぼ実録小説です。
登場人物は私夏子とメンエス時代の先輩N美さんと競馬の師匠の3人です。
3人のプロフィールを紹介しますね。


夏子 27歳 西日本のある地方の田舎町出身。地味なキャラを変えたいとの思いから大阪の大学に進学し、卒業後も大阪の上場企業に就職。昨年父の急死で仕事を退職して実家に戻り、母と2人暮らし。
学生の頃からメンエスでアルバイトをし、就職後はメンエスの先輩のN美さんに紹介してもらった性感マッサージでアルバイト。さらにSMクラブの女王様も少し経験する。
読書と歴史が好きで歴女ブームの一翼を担っていたと自負していたが、メンエス時代のお客さんの師匠に歴史の裏側や真実を聞き、心酔(洗脳?)する。
その師匠に競馬を教えてもらい、今は競馬にドはまり。3年ぐらい前から風俗を卒業し、ほとんど毎週師匠と競馬に夢中。


N美さん(30代前半)関西出身  専門学校→キャバクラ→北新地の高級クラブホステス→風俗→メンエス  夏子にはマネのできないキャラの持ち主。


師匠(50代) バツ1独身の脳外科医。メンエス時代にお客様として知り合う。30年以上の競馬歴で100万馬券はこれまで5回的中、10万馬券以上は年間20本ぐらい的中している。昨年、一昨年と2年連続年間プラス収支。独特の買い目でF流馬券道と称し数人の弟子がいる(全員女性)
夏子は月に1度ぐらい師匠と競馬場に行き、指導を受けながら馬券を買って(本文では実習という)いた。しかし感染症が広がり競馬場も無観客の開催になってからは大阪市内のシティホテルのデイユースを利用してネットで競馬の実況中継を見ながら競馬をしていた。


夏子は昨年2月に父が亡くなり、退職して実家に戻ることになった。そこで師匠から餞別として100万円の提供を受け、その100万円を馬券で1日10万円投入の10番勝負をするように言われ、これがF流馬券道の卒業試験になった。
10回の勝負で配当金の合計が100万円を超えれば超えた分はすべて夏子の取り分となるが、100万円に満たない時はすべて師匠に返金するというルールで実家での10番勝負が始まった。

結果は配当金の合計額が60数万円でミッション失敗。
しかし師匠からその60数万円を使って卒業追試験の提案があった。今度は大阪まで来て以前のように師匠と実習することになった。
久し振りの師匠との再会に夏子は師匠に対する気持ちの変化を感じる。そしてN美の務めるメンエスの店長から復帰要請があり、再び大阪での1人暮らしを決意する、、、

まァこんなところでしょうか。詳しくは遡って本文を読んでいただけたらと思います。
追試験の方は1回目にプラスが出ましたがあとは全部マイナスです。今週は第7回目で今年最初の実習です。
はっきりと言って夏子はF流馬券道を卒業したくありません。競馬には勝ちたいけど良い成績を収めると師匠から卒業と言われそうで、、、複雑です。
今回の大阪行きでは3月から住む所も探そうと思います。また大阪に住むことはまだ師匠には言っていませんが今回言ってみます。
どんな反応するかドキドキです。


また精力的に投稿していきますので読んで下さいね❤

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