見出し画像

救済措置

初めてのnote、何を書こうかと思ってましたが1番さらさらと言葉が出てきそうなテーマにしました。
インスタで意識高い系(?)の人
とか、
鳥山(youtuber「ニートと居候とたかさき」のトモダチ)がnoteを書いてるのを見てなんとなく気になってはいたものの、自分がnoteを”書く”ってなるとめんどくさいし誰に向けて書くのかわからないけどなんとなく書きたくなりました。ここまで書いただけで意識高い系”風”にはなってる自信がついてきました。(早すぎ)

何について書きたいかというと大雑把にいうと音楽についてなんとなく感じたり思ってることを書きたいな〜と思ってるだけです。別にこれといった根拠のある理由とか結論はないです。

周りの友達でバンドが好きな人、アイドルが好きな人、EDMが好きな人、ジャズとかクラシックが好きな人いろいろいます。

僕が今好きなのはヒップホップです。

昔(中学生頃)ドラマの主題歌だったり当時全盛期のGReeeeNだったりメジャーなやつばっか聴いてて特に好きなアーティストはいない奴でした。高校に入って人生初ライブ(フェス?)で友達と行ったAviciiのライブでEDMにハマってその類のアーティストを聴いてました。言ってもその時代そういう音楽が流行ってた背景もあったと今となっては感じてます。

早く本題話せや
ぼくも思ってます。
自分でもこんだけだらだらいらん話出来ることに少し情けなさと大学のレポートをコピペしてたことによる文才の無さ(元々微塵もないかも)を痛感じてます。

大体そのくらいのブーム過ぎたあたりからヒップホップ(今で言うエモラップ、ほぼJ-pop)を聴いてなんとなく知りはじめて、ラッパーなりフリースタイルなりを掘っていくようになりました。

ようやく自分の好きなアーティストもできて、なんとなくこんなビートが好きだな〜とかも確立されてきてるかなと感じてます。

それは大体ヒップホップが好きな人なら知ってるような人たちで、未だミーハーな部分は残ってますが、そんなのは気にしてないんです。

逆に世間にあんまり知られてないアーティストもいますがそれを他人にオススメしたところで、そうなんだで終わるだけです。自分だけ知ってるという意味のわからない独占化優越感に浸るだけだと思ってます。

どうせみんなミーハーなアーティストに落ち着くと思ってます。



タイトルの”救済措置”について、気分が良くなったりなんか勇気づけられたり、頭痛かったけど聴いてたらなんか忘れてたなみたいな治癒効果がある、自分の芯を思いっきり捉えてくれるような曲を自分の”救済措置”と名づけました。(勝手に)

なんとなく伝わってくれ
要するにお気に入りの曲を聴いて体が勝手に動くみたいなやつです。誰にでもあると思います。

例えばそのお気に入りがビートなのか、リリックなのか、誰かがフューチャリングしてるからなのか、なんでもいいと思ってます。



7/4、大阪でJJJ-MAKTUBリリースライブがありました。

今この瞬間の自分の救済措置は
JJJのEye splice です。

ぼくの人生は浪人と就活浪人をして地元の友達とかとは2年遅れてます。
みんなと遅れてるとかダラダラしてんなあとかはあります。そりゃあるだろ。自覚あります。

その中でJJJのEye spliceに出会いました。
特に僕が喰らったリリックはこれです。

訳わからないほどに落ちる日にもちゃんと意味がある
知ってる
立てば転ぶようにできて繰り返す

JJJ - Eye splice

いや〜救済措置にも程がある。

仮に自分に当てはまってなくてもそう思い込んじゃうリリックをバース前に持ってきて、しっかりとハメてる。
皆さんも訳わかんないほど今日ついてないなとか、落ちる訳ないと思ってた試験とか面接に落ちたり、風呂出た瞬間にうんちしたくなったりあると思います。
それにも意味があるって言ってくれる人いますか?
ぼくはいないです。
今までは、「ああ、もう今日はついてない日なんや」って思い込むしかないです。思い込んで自分自身を洗脳するしか方法がないんです。

それを第3者が言及してくれるリリックがあればどうですか。しかも痒い所に手が届くような的を得たことを素晴らしいビートに乗せてくれるんです。

言うなれば自発的な洗脳ではなく外部的要素からの洗脳なんです。占いとか宗教とかそういう類(他が思いつかん)の感覚と同じだと思います。今の僕は信じやすくて洗脳されやすい占い師がラッパーとかビートメーカーっていう感じだと思います。

【※ここからしばらく泥酔です。誤字脱字があれば今後の戒めとしてありのまま残します。】

立てば転ぶようにできてる、というリリックについて、普通は
転べば立つようにできてるの方が七転び八起き的なハッピーエンドで聞こえはいいです。
そこであえて
”成功すれば失敗するようにできてる”
と表現することで七転び七起き的な、結局プラマイゼロのニュアンスを残しながら、さっきのパッピーエンド七転び八起きよりも遥かに今後も継続的に発生するような感覚に洗脳される気がします。
しかもああえてこの言い回しをすることで失敗した時に落ち込んで振り返ってみたら意外と成功してたんや、あ、じゃあこの失敗は当たり前だよねみたいな楽観的な考えにもなりやすいと思うし、
「給料日で20万もらったなあ、財布にもう1000円札しかないから金下ろそう、え、これ万札やん」
みたいな
頑張って成功した時より気づかんと成功してたみたいなことは意外と記憶に残るし嬉しいことも多いと思います。
そういう感じを
”立てば転ぶようにできて繰り返す”
の少ない文字数で表現してるJJJの天才が少しでも伝わればなんか嬉しいです。(何様)

しかも

訳わからないほどに落ちる日にもちゃんと意味がある
知ってる
立てば転ぶようにできて繰り返す

“知ってる”
んです。
半分諦めのような、自分への言い聞かせのような感じにも聞こえます。
この”知ってる”があることで今までダラダラと書いてきた僕の自己中心的な考察がわかりにくいけどすこし説得力が高まった気もしてます。

また、このEye spliceのサンプリング元、Rush over me も神秘的なミュージックでありながら奥底に力強さを感じるような曲になってます。良いです。JJJ のアンテナの張り方、ディグ能力も素晴らしいと思います。

最後に、
この数年で1番聞くであろう音源に出会えて良かったです。

8/31、再度JJJのMAKTUBリリースライブに行ってきます。

Eye splice、全力で目、耳、体に焼き付けて、これからの救済措置として持ち続けようと思います。

ぜひ聴いてみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?