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うれしはずかしエッセイ

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自分以外の誰かも読んでくれたらいいなと、ささやかな期待を込めて書いたもの。エッセイと呼ぶには気恥ずかしい。
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記事一覧

わたしの「夢」タイプと、これから

そもそもなんだけど、「夢」ってなんだろう。 最近、知人が言い得て妙なことを言っていた(こ…

🌾おちぼ🌾
5か月前
13

夜空のしたでインスタントラーメン

最近、5歳の長男とわたしのひそかなたのしみは、2歳の次男がねむりについたあと、そわそわとお…

🌾おちぼ🌾
6か月前
28

サザエさんが教えてくれること

自分でも、なぜそうだったのかよくわからない行動をしていた時期があった。 さかのぼること13…

🌾おちぼ🌾
8か月前
15

ざらつく人材育成

30代後半に足を突っ込んだという絶妙な年齢がかもしだす風格?のせいか、たまに言われるわたし…

🌾おちぼ🌾
7か月前
13

どんな顔をしていたらいいかわからないときに思うこと

たとえば、スマホの待ち受け画面に通知されるオンラインニュースで、「ガザ地区で爆弾大量投下…

🌾おちぼ🌾
7か月前
12

自分の役割があるしあわせ

先日、年長の長男の運動会があった。 不特定多数の他者から見られているとか、行動の結果が勝…

🌾おちぼ🌾
7か月前
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お金の稼ぎ時と使い時は一致しない

割と稼ぎがよく、そのぶん多忙だった以前の仕事を辞めてフリーランスになって、収入が3分の1くらいになったころ、比例して自分の時間がふえたのでたくさん本を読んだ。 当時、とはいってもつい半年前なのだけれど、たくさん読んだ本のなかに、ビル・パーキンス著の『DIE WITH ZERO』があった。 ちなみに、わたしはふだん、自己研鑽やマインドセットのための本は読まない。なんとなく、こうしなければ不幸になるとか、成長せぬものを待つのは破滅のみとか、そういうあおりを感じてしまうため・・

世紀末でも生き延びられる伴侶を選んだ

ちょっと前に、仕事仲間や知人数名(男女比率は半々くらい、既婚率も半々くらい)とお酒を飲ん…

🌾おちぼ🌾
8か月前
19

わたしが生まれてきた理由

ある朝、長男が、 「こわい夢をみた。」 と言って起き出してきた。 どんな夢だったのか聞いて…

🌾おちぼ🌾
8か月前
10

産休や育児休業にまつわる呪いのことば

子どもを授かるって、いうまでもなく、素敵なことだ。 その子どもをお腹のなかからこの世に送…

🌾おちぼ🌾
8か月前
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やさしい雨を待っている

異世界に迷い込んだみたいに季節と気温がちぐはぐ。さたに3連休にほぼワンオペで2児をみていて…

🌾おちぼ🌾
8か月前
15

生存戦略としての変化

高校生のとき、現国を担当している教師陣のなかに、寺岡先生という方がいた(仮名)。 おそら…

🌾おちぼ🌾
8か月前
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考えるひと・つくるひとになれなかったわたしの生きる道

わたしはふだん、おおきな毛糸のふわふわの玉を解きほぐして、きれいな束にしていくような仕事…

🌾おちぼ🌾
9か月前
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かわいいわたしたち

恥ずかしながら、自分がかわいいかどうかを気にして生きてきた。 容姿にコンプレックスがあったのだと思う。今はもう、自分のことをそれなりに愛らしい顔と体型だと思っているので(生命と豊穣の象徴、土偶 by夫)、当時の気持ちを思い出すことが難しいのだけれど、確かにずっと気にしていた。 女としての性を高く評価してほしいという願望。というよりもきっと本能。 そのうずきに、わたしはずっと疲弊していた。 教室で、カフェで、電車のなかで、会議中に、シンプルに容姿と醸し出す雰囲気を評価され