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シンガポールの地元系スポーツクラブのススメ

シンガポール在住8年目になるのですが、最近初めて息子が「Active SG」でスポーツを始めました!
地域ごとにある国が管理しているスポーツ施設で、始めるまでは登録とか面倒なのかな・・?と敬遠していました。けれど、いざ始めてみるとなかなか使いやすいし、とっても便利。
こんなことならもっと早く使っておけばよかった・・・

実際私たちのような外国人は、Active SGを利用したことない、する機会がないという方は多いんじゃないかと思います。何故ならほとんどの外国人はコンドミニアムに住み、そこにはプールもジムもテニスコートも敷地内にあって住民は利用し放題だから。外のジムやスポーツ施設を使うきっかけがない気がします。

でもそれだとちょっと勿体無い!実際にActive SGを利用し始めて、息子が楽しそうにローカルの子達と一緒にスポーツしているのを見て強く思った私。
何かスポーツをお試しで始めてみたいと思っている方、趣味のスポーツを深めたい方がいたらまずは利用をオススメしたい。なので、今日の話題はActive SGについてです。

・息子が体験したAqua Polo

家からすぐ近くにあるActive SG。そこにプールや卓球台やバトミントンコートがあることは知っていましたが、一度も利用したことがなかった我が家。
息子がコンドミニアムでやっていたスイミンググループが解散となったのをきっかけに、Active SGでApua Polo(水球)をやっているお友達がいたので、同じ時間帯でトライアルしてみることにしました。
「体験したい」ことを事前に、もしくは当日にでもコーチに伝えさえすれば、一回分無料でトライアルさせてもらえます。

準備体操からしっかりやります

トライアルの末、とっても楽しかったらしい息子は、そのタームからApua Poloをスタート。ローカルの子達と一緒に水球のレッスンを楽しんでいます。
10月一週目から始まり、12月2週目まで30回分。1回2時間の内容で、筋トレから泳ぎの練習、水陸両方でボールを投げる練習までかなり充実した内容です。それでいて185Sドル(30回分)とかなりお値打ちな料金設定で、親の財布的にもとてもありがたいです。

・主な自治体に必ずあるActive SG

なんと島内全体で 100 以上の屋内外のスポーツ施設を持つActive SG。そのうちジムは33箇所、スイミングプールは26箇所にあるそう。最寄りのところでプログラムを探せば、何かしらのスポーツに気軽に参加することができます。

場所検索からスポーツの種目を調べることもできて便利です。

・登録の仕方

Active SGのジムやコート、プールを利用するためには、アプリをダウンロードして入場のチケットを買わないといけません。
そのためにはアプリから利用者の身分登録が必要です。

家族ごとにログインを切り替えることも


在住者はSingPassから、または携帯番号やemailアドレスで無料メンバーシップに登録可。
登録さえすれば、ActiveSGクレジットを購入して、ジムやプール、バドミントンコートなどなどActiveSG施設を予約したり、スポーツプログラムに参加が可能です。

・密かにやってみたいプログラムいろいろ

主にできるスポーツは、水泳、バスケットボール、サッカー、卓球、バドミントン、体操、ヨガなどの他に、アクアスピン、ピロクシング(ボクシングと組み合わせたピラティス)、ベリーダンス、KPOPカーディオルーチンなどなど興味をそそられるようなプログラムが充実。
常にスケジュールが更新されているので、近くにActiveSGがあればプログラムリストをチェックしてみるのもおすすめです。希望のスポーツレッスンが見つかるかも。

私個人的には、KPOPワークアウトがとっても気になり、実はつい最近体験済み。
KPOPをよく聴いている私、聴き馴染みのあるKPOPの曲にのせて、ワークアウト用にアレンジされた動きを最初から主にサビの部分まで思いっきり体を動かしつつ、オリジナルに基づいた振り付けもきちんと入れていて、KPOP好きのポイントも押えてくれるのが嬉しかったです♪

北西部にあるSenja CashewのActive SG施設
ダンススタジオも立派でした

少し家から距離のあるActive SGのスタジオだったので来季から始めようか、もう少し近くのスタジオで開催されるのを待つかを悩み中(笑)
あとはアクアエアロビクスも気になり調べてみたら、どうやら近所でできそうなので、近いうちに始められないかと検討中です。

・シンガポールがスポーツを通じて目指したいもの

学歴社会でスポーツは二の次三の次、なイメージのシンガポールでしたが、国のスポーツ推進事業によって作られたActive SGは、「Vision2030」の理念に基づいてスポーツのコミュニティや地域貢献のために作られたとのこと。

2012年に「How can sport best serve Singapore?(スポーツはいかにしてシンガポールに貢献できるか?)」の問いからスタートし、6万人もの市民と対話した末300ものアイディアが生まれ、これらを基にVision2030を策定。20の勧告に分類され実行されることになりました。

https://www.sportsingapore.gov.sg/about-us/vision-2030/

スポーツを通じて国民の一体化やコミュニティ、何より国民の心身の健康を維持する目的を持って国の事業として作られたActive SG。
国民だけでなく私たち外国人も利用でき、地域の人々や地元コーチと触れ合える機会を与えてくれています。

改めてこのシステムを利用できることに感謝しながら、これからも色々なスポーツプログラムやイベントに参加したいなと思っています。

Active SGプールにて

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