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料理へのリスペクトからキッチンへ 

料理家さんと知り合いの友人がいて、料理教室に通うようになりました。先生は少ない調味料でレストランのような味に仕上げる天才で、シンプルにもかかわらず調理法で美味しくする魔法に夢中になりました。自分のキッチンで料理がしたいと切に思い、実家を離れて調理道具を揃えました。

最初から広いキッチンの所に住めたわけではなく、一度引越ししてから念願の広いキッチンを手に入れた時は、ひそかに興奮したのを覚えています。『 EVERYDAY KITCHEN(株式会社主婦の友社) 』という本を参考に台所を中心にしたリビングのアレンジなどに没頭しました。輪ダイニング、レトロモダン、光とグリーンのブティック、大人のヴィンテージルームにトライ… 今 思うと、他にもやってみたいスタイルがたくさんあり、現実との折り合いをつけるのに大変でした。

その中で特に大切にしていたのは、「気分が上がり料理がしたくなる台所」、その場に立つだけでワクワクして楽しくなるキッチンです。自宅のキッチンや日々の自炊に悩んでいる人に共感し、ケアができればと思っています。それが "キッチンデザイナー なーな" のはじまりです。

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