「Alina」Arvo part(ECM 1999)
https://tower.jp/article/feature_item/2022/12/09/0111
(転載はじめ)
1935年エストニア生まれの作曲家。ルネサンス音楽、バッハ以前の古楽を研究しティンティナブリ様式と名付けた作曲技法を確立。
そんなペルトの作品の中で最も音数が少なく静かな作品を本作に収録している。
“鏡の中の鏡”を3曲(ピアノとヴァイオリンバージョンを2曲、
ピアノとチェロバージョンを1曲)
“アリーナのために”(クロード・ミレール監督の『リリィ』で使用されている)を2曲交互に配置。つまり2曲のみで構成されている。
ただ上昇下降していくヴァイオリンの旋律、
ピアノの三和音から生まれる極限まで削ぎ落とされた音の世界。
(転載おわり)
こんなにも静かな音楽があるんですね。アンビエント本でジャケットを見て、
聴いてみましたが、アンビエントとは別の領域。
大切なものを優しく包んでいるイメージ。
有り難く崇高な静かな音色。
誰かに贈りたくなる。聴いて癒やしてほしい。涙が出てくる。 naka