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まとわりつくスライ

そんな言い方って無いと思います。。。

それがですね。
スライ&ザ・ファミリー・ストーンのことですが。
浜忠雄 著「ハイチ革命の世界史」とか、
植村邦彦 著「隠された奴隷制」とか読んでましたら、
なんか「スタンド」が聴こえてくるんです。スライの。


ウッドストック・フェスティバル(1969/8/15-17)のCDで聴いたのでした。
ウッドストックは、錚々たるミュージシャンが参加してますが、
スライの次に浮かんでくるのは、サンタナとジミヘンですね。
もっと渋い選定もあるのでしょうが、無意識下からの浮き上がりですので。

「ソウル・サクリファイス」。サンタナの1stは1969でしたね。
6枚目の「アミーゴ」(1976)までは聴いてましたが。

高校二年の頃、
ハードロックからエネルギーを注入していた私に訪れた衝撃。
ジミ・ヘンドリックスの「Can you see me?」
ですが、ウッドストックでは、「パープル・ヘイズ」を聴きませう。

といった音楽を聴いていたと言ったところ。
同年代、二十代後半の彼は、「気持ち悪い」と。
別に「コノヤロー」とか思いませんし。
あぁ、そうなんだ。直球音楽に対しての感想は。

その彼は。。。四半世紀前の話ですが。
イタリアのテクノであったり、ケン・イシイであったり、
ミニマル・ミュージックであったり、ダフト・パンクであったり、
ケミカル・ブラザーズであったり、ゲンズブールであったり。
を聴いていた。スチャダラ&小沢の歌がうまかった。
渋谷系、カヒミ・カリィ、ピチカート・ファイブは私も聴いていたけれど。

そう言えば、そんな彼も、当時、私が聴いていた
オルタナティブ・ロックの、ベックのCDを貸してくれ、と言ってきた。
(ジェフ・ベックでないベック。)
私はブルーズを聴いている中で、
当時、ブルーズの新解釈的な音楽をしていたベックを聴いたわけで。
ブルーズ。ジミ・ヘンドリックスがやろうとしてたのは、
サイケデリック・ロックというよりも、
自分なりに解釈したブルーズだったのだと思うのですが。

その彼は、今は音楽を聴いていない様子。
一時、三味線ひきたいと言ってた。

とりとめのない話、ご勘弁ください。