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きく「Selamat Ulang Tahun」Nadin Amizah(Demajors 2020)

9/1、柚木沙弥郎さんの染色展の後、心斎橋のレコ屋「Plantation」へ向かった。5年以上ぶり。いつもはネット通販なので。
15:30から、二時間ほど探した。出会っていない何かを。

これは既に出会っていて保留にしていたものだが、
ポップ・インドネシアでも特別なポジションにいる、ような気がする。
ささやき系の Wangi gitaswara 寄り、かと。

レコ・オヤジさんは、
「オヤジが、ポップ(・インドネシア)を聴いて珍しい。」
と言われていた。
そう、インドネシア音楽好きなら、
ダンドゥットや、ガンバン・クロモン、ポップ・ムラユー、
ジャイポンガン(スンダ地方)、クロンチョン、などなど、
インドネシアの島々の伝統に根ざした音楽があるのにだ。

元々、感性の基層に、ジャズがあるからなのかもしれない。
「ジャズから(ワールド・ミュージックに)入った人らは、
 ワールド・ミュージックにのめり込めない。」
というような事も言われていた。
人間関係の基本が、母親との関係性であるように、
音楽との関係も、初期に関わった音楽が、後々まで影響するのだ。多分。
私は、自分を癒やし続ける音楽があれば、それで良い。