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千夜千冊以外も読まずにいられない

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千夜千冊関連以外、買わないことにしていますが、そういうわけにはいかないのです!
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2023年12月の記事一覧

備忘録「隠された奴隷制」植村邦彦 著(2019 集英社新書)

自分の事を"奴隷"と考えないで生きた方が良いだろうか。 でも、"日本国政府"という奴隷頭は、 国民の事を"奴隷"と思っているから、 コロナワクチンで殺したり、重税をかけたりする。 お金を搾り取るか、殺して金をせしめるか、ただ殺すか。

初読「人間は宇宙船だ」松村潔 著(ナチュラルスピリット 2020)※追記あり

少し前、料理研究家の土井善晴さんの本をなにか読みたいと思い、 KAZEさんが取り上げられていた『味付けはせんでええんです』を 読んでみた。料理~食を通し、身近に感じられる文明論であった。 これは私もオススメしたい。 KAZEさんが取り上げてこられた本は膨大である。 近い将来、自分のホロスコープは自分で読む時が来ると思うので、 その関連で、西洋占星術で有名な松村潔さんの著書「人間は宇宙船だ」を 読んでみた。 このタイトルを見て、この本を読まれる方々は、 このジャンルについて詳

よんだ「小説 秩父事件 伝蔵 ー 困民党会計長」八木静子 著(まつやま書房 2022)

明治政府から現政府までは、ひとつながりであり、 国民に対する扱いも変わらないだろう。 国民が首をくくっても、現政府が助けることは無く、 逆に首をくくる事を推奨したり、 いや、政府が首を絞めているのが現実だろう。 なぜ、気付かないのだろう。 小説の主人公となる伝蔵さんは、明治政府の動き、 民衆の味方と考えられていた自由党の変わりようを考えて、 秩父蜂起はまだ早いと考えていたが、 自殺者が増えていく状況下、蜂起を止める手立てなく、 困民党会計長となる。 しかし、蜂起に対する明治