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日本の音楽とは、何だろう?

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人生最後に聴く音楽は、日本の音楽の中から選ぶだろう。
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#笹久保伸

【田口和行の音道】(2024/ 6/14更新)

Can you see "Kazuyuki Taguchi" ? 作曲家・田口和行さんの生み出す音の磁場に立ち会える。 曲『-ade』(2010) 曲『楓』(2011) 曲『daydream dance I for tenor-recorder and piano』(2011)曲『moonlight dancer』(2012) 曲『a frozen doll』(2012) 曲『六花(Rikka)』(2012)曲『エリクサー2013 改訂版』(2013) 曲『星屑~

きく【IRMA OSNO】(ペルー アヤクーチョ)

「プンピンの音楽(ペルーのカーニバル)」イルマ・オスノ&清水悠 TAKI AYACUCHO - Irma Osno(2017) フォルクローレ以前の音楽を継承しているらしい。 イルマ・オスノさんの声のインパクト。 「文字の文化」以前、 「声の文化」から継続されている歌(タキ)なのだろう。 アヤクーチョとは、ペルーにとって、とても重要な場所なのですね。 スペインからの独立戦争で勝利を決定的とした聖地。 また、遡れば、インカ以前の文明の場。 私が、聴いてこなかったペルー音

きく「Huérfano Pajarillo」「Convergence」笹久保 伸【前衛フォルクローレ&現代音楽】

古楽の人、濱田芳通さんの言葉「フォルクローレは、ルネサンス音楽の子孫だ」に背中を押されて、エル・スール・レコードで「フォルクローレ」を探してましたら、とんでもない人に会ってしまったかもしれません。 笹久保伸さん。 みんな知ってるんですかね。知らないのは我ひとりのパターンでしょうか。 ギターを弾きはじめ、ベース的に扱ってからのフォルクローレ風音楽へのメロディ移行。いや、「風」ではなく、これが本当のフォルクローレ? 俺のと違う。(知ってるやつと) 多少のカルチャーショック。