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日本の音楽とは、何だろう?

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人生最後に聴く音楽は、日本の音楽の中から選ぶだろう。
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2023年12月の記事一覧

聴く「Screen」Visible Cloaks(2017 米国)・「Jupitor」Miyako Koda(1998 日本)

アルバム名「Reassemblage」は、ベトナムの映画監督:Trinh T. Min-haの1982年同名作に由来。 という解説で目にとまる。 トリン.T.ミンハさんの著書 「女性・ネイティブ・他者 ーポストコロニアリズムとフェミニズム」、 一読したが、結局、頭の中でまとまらなかったので、今年の心残り。 その方の、映像作品をアルバム名にしている Visible Cloaks(米国ユニット)は、何者かと思いましてね。 ミニマルミュージック、エクスペリメンタル・ロックなどと

きく【トベタ・バジュン】(日本・ヒーリング)

さて、大貫妙子さんのコンサートチケットを10月に購入し(初めて行く) 自分の「音楽興味のうつろいやすさ」を妻に指摘され、 (高いの購入したはいいが、コンサートまで興味を維持できるのか?) 一時、古楽(ヨーロッパ中世、ルネサンス、バロック音楽)領域へ行ってしまったため、そこから大貫妙子さんに戻る道を見つけておりましたが。 今は、ニューエイジ、アンビエント音楽の領域に来てますので、 ここから、大貫妙子さんに戻りたいと思います。 結論から申し上げますと、トベタ・ジュンさん経由です

2023年に出会った音楽家(時系列)

音楽ブログをしている方は『2023年 ◇◇ミュージック・ベスト10』 なんていうタイトルで、年末から年始にかけて記事をあげたりする。 私も、音楽ブログをしていた2015年くらいまでは、やっていたと思う。 この選ぶ遊びは楽しいので、やります♫ 2023年、時系列で。 ただ、アルバムではなく、 聴いたミュージシャン、音楽家の方、というくくりで。 ① Dere(ポップ・インドネシア SSW)   note をはじめたのが、今年の 4月 5日。   彼女のライブ動画をあげるだけ、

きく「風の道」

曲「風の道」は、アルバム『クリシェ(1982)』に収録された。 先に、歌手:Rasieに提供されている(1979)。 SSW:フランソワーズ・アルディの世界をイメージしてつくられた。 大貫さんは、フランス音楽からの影響がある、との事なので、 そのへんを知りたいのですが。 フランソワーズ・アルディ、2018年のアルバム『Personne d'autre』から、「Le Large」。

ながめる【吉村弘】(日本・環境音楽)

例えば、音楽を「自分を動かす音楽」と「自分を癒やす音楽」に 分けた場合、無気力だった頃は、「自分を動かす音楽」の比重が高かった。 年を経るにつれ、「自分を癒やす音楽」をよく聴くようになってきた。 行き着く先は、環境音楽なのかもしれない。 ( その先には「無音」が待っている。 ) ・SOFT WAVE FOR AUTOMATIC MUSIC BOX 1973/1976 MUSIC FOR NINE POST CARDS (1982) コロナ禍 2020年 4月、家にいた

きく「春林虫」菅井英明

仕事が思うようにいかず、住んでいるマンションの自治活動もあり、 風邪をひかない程度に疲れ、環境音楽に助けを求めてます。 菅井さんは徳島で音楽活動をされていて、 グループ名「つづらがき」というバンドも。 環境音楽は、扱う音楽のうちの一つ。 今は、癒しの環境音楽だけで十分かと。 他のジャンルの音楽は、また、おいおい。 テーマとされている「音楽・古代史・地域おこし」の 組み合わせが良い感じですね。 曲タイトルの「春林虫」は、 春の堤防で、突如として発生するイメージのある 「