「今動かないと」と思った

まちの友達と電話をした。前日に「明日電話できない?」と声をかけ、時間をしっかり決めた。約束して電話をするって、なんか緊張してしまう。

上手く話せないし、言わなくていいことを言ってしまった気がする。まだまだだな、私。また1人で反省会。

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電話の中で、「この前○○となみちゃんの話になってさ~」と友達が言う。なんだなんだ、なんて言ってたんだ、気になる。「何話したの?」と聞いたけど、返ってきたのは「なんかすごいよねって話したんだよね」。
なんかってなんだい。そこの深堀が大事じゃないのかい。よくわからなったけど「褒められたってことね。笑」というと、そうではないっぽい。褒めというか、肯定なんだそう。ありのままでいいんだよ、と思ってくれたらしい。うむ、それはありがとう。無理に何かを変えようとせず、ありのままでいるね。

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今日電話したのは、先週まちの新年会に来れなかった彼が素直に「寂しい」と伝えてくれたから。彼が寂しい気持ちをそのまま他者に伝えるという選択を取ったのは、とても意外だった。そして、そのメッセージをもらったときに、「今電話しないとダメかも」と思った。緊急事態なのかもと認識してしまった。

結局その日は夜遅かったのもあって電話はせず、今日に延期されたのだけど、果たして私の直感は合っていたのだろうか。たぶん誤りではないけど、正解でもない。少なくとも緊急事態ではなかったようだ。
少し前に「今動かないと」と思ったことが功を奏したので、私はそれに引きずられて、というか、ちょっと天狗になっていたらしい。直感は当たると思っていた。

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誰かを救おうと思って救えることは少ない。良いことをしようと思ってした行動はだいたい裏目に出る。そんなことを、私は常にぼんやりと頭に入れておきたい。今かも、は今じゃないかもしれない。

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