進みながら考える


つい先日の三連休で、山手線や田園都市線、東京の電車を乗りまわした(迷った)とき、思ったことがある。

思い立ったらすぐ行動、むしろ思いつきで急に予定を決めることが好きな私は、急にとれた三連休でふらりと東京に出掛けた。

東京には仲の良い友達や弟がいるから、予定が合う人と会おうということで、まずは友達の家に向かう。

品川から新宿まではこれた。
よし。良い調子。後は乗換案内のアプリに従って、同じホームの向かい側の電車に乗ればいいだけだ。

方向音痴だとずっと言われてきたし自覚もあったけど、意外と私っていけるんじゃない??

と調子に乗り始めた矢先、なぜか新宿を出発した電車がまた新宿に辿り着くという異世界ぶりを発揮した。(途中で折り返すタイプの電車だったらしい)

私は大焦りで新宿でまた降りて電車検索をするはめになるのだが、東京滞在時間の半分は電車で迷っていたと言ってもいいくらい、それからも全力で迷った。


だけど不思議と、迷いながら進むことに快感を覚える自分がいた。

失敗して失敗して、少しいじけてまた調べて、
大袈裟かもしれないが、目的地に辿り着けたときは感動した。

岡山に帰る新幹線に揺られながら、ふと考えた。

私が最後に失敗したのはいつだろう?
というか、失敗するほど挑戦したのはいつが最後だっただろう?

何事も石橋を叩き壊すほど慎重派な自分は、
大きな額の買い物をすることもほとんどなけれは、副業に挑戦しようと思いながらYouTubeの副業関連の動画を見て終わり、簿記の勉強をしようと思いながら資料を取り寄せて終わっている。

慎重なのは悪いことではないと思うけれど、
今回の東京ぐるぐる旅で感じたわくわく感、失敗するほど次第に路線の仕組みが分かっていく感じ、今回の東京旅で得られたものには、
どれも「やりながら考える」ということが共通していた。

わたしに足りないのは、動くこと。
「やってみてから考える」ことなのかもしれない。

準備はほどほどに、何事にもトライしようと思う
25歳の春。


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