見出し画像

「失敗という形でしか学べない教訓」☆

 公式には、「コロナ禍」も開けたと言うのに、私は、明らかに疲労を要因としたコロナに罹患してしまい、周囲にご迷惑をおかけしています。

 少なくとも言えることは、私の身体は、自然の摂理として、コロナ罹患を利用して、身体の老廃物を排出し、新陳代謝を促しているのだということは理解できます。

 そのため、コロナ罹患により、疲労の程度は穏やかになり、明らかにリフレッシュして職場に戻ることができるはずです。

 私は、社会人になってからの30数年間、入院したことこそないものの、熱が盛んに出て、家で何日も寝込んだことは何回かありますが、そのたびごとに、リフレッシュして、職場復帰をしていることが思い返されます。

 熱が出ることは、東洋医学では、老廃物を排出し、免疫作用を高めることとして、“時に”必要であると説いていますから、私の今回のコロナ罹患も、私の身体にとって、「必要にして必然」だったのでしょう。

 仕事が、大変なのは、もう承知しました。ただ、周りはもうちょっと、上手に立ち回っているんですよね。

 私は、毎日、8時前には出勤し、夜の8~9時まで残っているわけです。通勤に片道1時間10分ほどかかりますから、夜中の12時前に就寝できることの方が少なかったわけです。

 私は、徹夜なんて何とも思わないような20歳代というわけでは毛頭ありませんから、当然、睡眠は重要なわけです。

 そして、私は、朝5時過ぎには起床しますから、睡眠時間が5時間を切ることがしばしばなんですね。これは、50歳代後半のおじさんには、考えてもみれば、ちょっと無理筋というものでしょう。

 自宅から遠いところに勤務先が移転していた時期があり、その関係で、敢えて朝早い時刻に起床するようになり、それが習慣になりましたが、「早起きは三文の得」どころか、「早起きは三万円の得」くらいには匹敵するのじゃないかと思っています(マジです☆)。

 今回の件でもって、改めるべきは、早起きじゃないと思いました。

 私は、人生、多少の失敗経験は、むしろ、ウェルカムだと思っているクチです。

 私は、昭和43年(1968年)に初版が発行され、その後、新装版・新装第二版と発行され続け、現在至るまでの55年間にも及ぶ超ロングセラーとなっている『あなたはこうして成功する-マーフィーの成功法則-』(大島淳一著・産業能率大学出版部刊)の熱烈な読者です。
 ※大島淳一は、ペンネームで、正体は亡くなった大碩学・渡部昇一わたなべしょういち氏(上智大学名誉教授)その人です。


 これまでに、繰り返し読んでボロくなったので、買い換えること4回、もう、トータル通算千回以上は、読破しています。
 ※昨年発行された新装第二版は、活字が大きくなって読みやすくなったのですが、誤植が何個もあるので、少し頭に来ています。

 その本の中に、次のような記載があります。
「人生には、失敗という形でしか学べない教訓というものがあります。」

 つまり、失敗せずに、人生を上手に生ききるというのは、無理ですが、その失敗は、教訓として、その後に活かせば良いのですから、いたずらに失敗を恐れることはない、と。

 私が、「頭でっかちになり過ぎて、行動しない人間にならなかった」のは、この本の影響が極めて大きいです。

 そう、今回の疲労にともなうコロナ罹患も、失敗なら、教訓として、今後に活かせば良い、どう教訓とするかといえば、疲労の未然防止だ、早朝出勤は維持するとし、夜の12時前に就寝するためには、職場を8時には退去することを堅持しなければならない、これは人事部門の指摘する午後8時終業に合致する…。

 賢くなることです。夜8時に業務が終了するよう、上手に時間配分を行います(^^)/。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?