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家に帰ったら、手と顔を洗いうがいする

 結婚するまでは、掃除習慣のない母に育てられたせいか、衛生観念が希薄でしたが、結婚して、奥さんにまずしつけられたのは、外から家に戻ってきたら、手と顔を洗い、うがいをすることでした。

 何だ、そんな当たり前のことを、と思う方は正常かつ常識的な人ですが、そんな当たり前のことができていなかったのですから、お恥ずかしい限りです。

 このところの感染症蔓延のせいで、手と顔を洗い、うがいすることの重要性が、改めて見直されました。

 東京大学医学部卒で、現実の受験生指導も行っている精神科医の和田秀樹氏は、その初映画監督作品の『受験のシンデレラ』内で、東京大学を受験する女学生に対して、受験指導をする予備校講師に、「冬場の風邪を予防するために、手洗いとうがいをしなさい。」と、語らせている場面がありました。

 この感染症禍にあって、改めてその真意がわかったものでした。

 ちなみに、この映画は、2007年モナコ国際映画祭で4冠を達成しています(最優秀作品賞・最優秀主演男優賞・最優秀主演女優賞・最優秀脚本賞)。

 それにしても、精神科医が、映画監督をし、その初監督作品が、国際映画賞を獲得するというのは、どういうことでしょうか!!

 手と顔には、雑菌などが繁殖する汚れがあり、外から帰ってきたら、石けんで洗えというのは、今となっては腑に落ちるものです。

 実際にやってみると、キレイになるのはもちろんのことですが、精神的にも落ち着くような気がするのですね。

 これにうがい薬によるうがいを加えると、なおさら、スッキリして気持ちがいいものです。

 ちなみに、私は、殺菌効果が顕著なのはわかっているのですが、ポピドンヨード配合の「イ○ジンうがい薬」は、敢えて使用していません。

 なぜなら、このうがい薬は、過剰使用による甲状腺への副作用が、報道等でささやかれているからです。
 ※使用により、歯に着色もすることも、あんまり好みでない理由です。

 私は、手洗いをした後は、こまめにハンドクリームを塗り、顔を洗った後は、化粧水を付けています。

 どちらも、日頃使いができるように、発売から長い歴史があり、安全性が高く、かつ、廉価なものを選んでいます。

 そのためか、私の顔はツヤがあると言われ、私の手は若い女性のようにキレイにしていると言われます。
 ※まぁ、半分お世辞でしょうが、悪い気はしません。

 私は、仕事の忙しいときに、敢えてトイレ休憩をはさみます。

 トイレに行って、用を足すのはもちろんなのですが、最大の目的は、手を洗うことなんです。

 『暮しの手帖』の元編集長である松浦弥太郎氏が、その著作で書いておられましたが、忙しく、イライラしているときに、洗面所で手を洗うと良い、とのことでした。

 何だかわかるなぁ~と思います。

 松浦弥太郎氏は、ダンディなことで有名な方ですが、この手洗いは、単なる衛生面だけでなく、精神的な疲れや、イライラも取れるから行っているようなんですね(^^)。

 私も、それを日常の就業時間内に取り入れて、忙しいときこそ、と思って、敢えて手洗いをしています。

 「家に帰ったら、手と顔を洗い、うがいをする。」こんな当たり前のことですが、効果は衛生面だけではないようですよ(☆彡)。

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