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エルニーニョ現象との格闘「造物主あるを信ずるなかれ」
牧野富太郎博士の植物学のススメ
造物主あるを信ずるなかれ
(神を信じてはいけない)
神様は存在しないと思いなさい。学問の目標である真理の探究にとって、神様がいると思うことは、自然界の未だ分からないことを、神の偉大なる摂理であると考えて済ますことにつながります。それは、真理への道をふさぐことです。自分の知識の無さを覆い隠す恥しいことです。
(学問上の問題点を神様のせいにしてはいけない)
現代語訳
牧野富太郎博士をめぐって、浜辺美波さんが高知へ!
『らんまん』は、2023年度前期放送のNHK「連続テレビ小説」第108作目である。2023年4月3日から放送中。日本の植物学者・牧野富太郎をモデルとし、長田育恵作、神木隆之介主演で、フィクションのドラマオリジナル作品として制作される。
エルニーニョ現象・・・ホーマー極小期
エルニーニョ現象
太陽の周期活動によって、地球の気候に、エルニーニョ現象・ラニーニャ現象のような影響が生じることが、米国国立大気研究センター(NCAR)のミール氏らの研究により明らかになりました。
研究成果は、太陽の11年の活動周期とエルニーニョ現象等との間に科学的な関わりがある可能性を示唆するものだとする声もあります。また、太陽活動周期における特定の時期の気温や降雨パターンの予測にも役立つ可能性があるといいます。
環境展望台Webサイト
「エルニーニョ現象」が夏に発生すると、
東日本では気温が低く、降水量は西日本で多雨傾向が見られます。
「エルニーニョ現象」が冬に発生すると、
南九州~南西諸島で高温傾向が見られます。降水量は、西日本~南西諸島で多雨傾向が見られます。
ホーマー極小期 (・・・エルニーニョ現象が長期化しました)
太陽活動の盛衰と同期するように,気候の温暖期や寒冷期が訪れるようになりました。
ホーマー極小期(Homeric minimum)は、 紀元前750年前後(弥生時代早期)の寒冷期です。
極小期における日本の水稲作地域の拡大は、沈滞していました。
青野靖之 准教授
これまでの気候の移り変わり(第五版)
ホーマー極小期との格闘
縄文時代晩期
この時代の九州では稲作が始まり、弥生時代に入っていました。しかし、中部~東北日本では当時の稲の品種が気候に合わなかったため、縄文時代の生活を強いられました。
縄文時代晩期の生活;「採集と栽培」
春は山菜摘み、夏から秋にかけては漁労、秋は木の実の採集、冬は狩猟というサイクルを中心に展開していたようです。
さらに、大豆や小豆などのマメ類を栽培していたようです。
山田康弘
昭文社
定住生活と「アニミズム」への回帰
定住生活が始まると集落内に集団墓地が営まれ、死者の再生を願う葬送祭祀が始まります。
寒冷化に伴って集落が分散した縄文時代晩期の関東では、共同体内の一体感を高めるための祖霊祭祀が盛んになりました。
ア二ミズム
自然に依存する環境で生活する縄文人は、森羅万象、すべての万物に精霊が宿ると考えていました。
これを「アニミズム」といいます。
そして、再生の願いを成就するために、精霊に祈りを捧げるようになります。
山田康
弘昭文社
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「東京の里山」
名前(画号): 楽環(らかん)
関東には未開発の広大な
山野が残されていた
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名前(画号): 楽環(らかん)
関東には未開発の広大な
山野が残されていた
反日プロパガンダ(縄文人が戦争・・・だと・・・!?)
縄文時代に個々の喧嘩や殺人はあっても、集団同士の戦闘はなかったと考えられます。
縄文時代に戦争が起こらなかったのは、人口が少なく総力戦になりにくい上に、階級社会でないため富や奴隷の奪い合いに発展しえなかったからと思われます。
日本列島の戦争は、弥生時代に稲作と共に持ち込まれたものと考えてよいでしょう。
山田康弘
昭文社
無神論者が関東の縄文人を理解することは、決してないだろう。
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