vtuber、主ににじさんじライバーに対する割り込みリプに対するリプ

まず初めに

　vtuberのツイッターを見ていて最近特にTwitterでvtuber同士のリプライのやり取りにリスナーがリプをする『割り込みリプ』に対して非常に攻撃的なやり取りをよく見る。それが私はあまり好きではない
　懐古厨のように昔はこうじゃなかったと思いながら自分でも根本的な理由を考えながら書いてみる

割り込みリプするオタクを狩るオタクの始まり

　確か始まりは確か遊戯王のこのコラ画像からだったと思う。

　この時期にカードの名前で遊んでコラ画像を作るのが流行っていた。
そしてその派生で生まれたのがこれ

　これが産まれてからvtuber同士のリプライに割り込みをするとこの画像が送られてき始めた
　とは言え、そんなに数も多くはないし、当時の自分の感想としてはこの画像を使いたいから使っているというイメージがあった

割り込みリプ狩りの流行

リスナーの間で少し流行りつつあった割り込みオタクを狩る風潮。
それが一気に流行り出したのが鷹宮リオンさんの3Dお披露目配信の素材配布

　これが決定的だった
はこの配信以降、割り込みリプに対してほぼこの画像送られて来たり、同様に3D配信での素材が配布されそれを送ったりと割り込みリプ狩りが本格的に始まった
　しかし、別に鷹宮リオンさんを批判する訳ではない。実際にこの発想は面白くて当時の流行に上手く乗っていたと思うし、自分も笑った。

本格的な魔女狩り

　鷹宮リオンの3D配信で素材が配布されて以降、リスナーがライバーの素材を使って新しく画像を作り始める。
　これが広まり、リスナーの間で自分も、自分もと新しく割り込みリプを狩る画像を作られ、さらにそれを送りつけるリスナーが増えていく。
　このような流れから徐々に割り込みリプに対して厳しく過激になっていった
　同様に割り込みリプを狩る画像の内容も過激になっていく
　流石にライバーの名前、画像を使って過激な言葉をライバーが言っているような画像を作るのは少し思う所がある
　

割り込みリプの問題点

　そもそも割り込みリプは何故狩られる存在にあるのだろうか？

　①そもそも他人の会話に割り込むのは人として問題

　街で友人と話している時に知らない人に話しかけられたらどう思うだろうか？

　きっと「なんだコイツ」と思うだろう。

　vtuber同士のTwitterでの会話にそれを当てはめて考えているのがこの割り込みリプ問題の1番の問題だ

　個人の考え方としては多くの人に見られる人間が多くの人間に見れている所でそんな事を思うのか疑問ではある。割り込みリプでライバーからリプを貰った事があるからかもしれない。

　②vtuber同士の会話が止まる

　①の問題とほぼ問題だろう。
　もし街で人が会話に割り込んできたら会話は終わるだろう。
　ただこれに関しては①以上に疑問に思う。現実世界ならまだしもTwitterでライバーが“活動の一環”でリスナーへの“見せ場”もあると言えるライバー同士の会話割り込みリプ程度で会話を止めるのだろうか。割り込みリプがきてもリプを続けている光景はよく見る。
もし会話が止まることに関する数字的な根拠があるのなら考える余地があるが。

割り込みリプを狩る事の問題

割り込みリプに対する問題はあげつつも反論したが、割り込みリプを狩る事の自体の問題はは言っていないので挙げてみる

①必要以上な攻撃性

　これが僕が割り込みリプを狩る事を嫌う1番の理由だ。
　割り込みリプに怒るのはまだわかるが必要以上に攻撃的になる理由が何処にあるのだろうか？
　同じ趣味ではあるものの仲良くも無い人に知らないローカルルールを破った事で急にブチギレられる。
　自分が悪いものの知らない人に攻撃される。
　その人がもし最近vtuberを好きになって楽しい気持ちでライバーにリプを送って全く知らない人に怒られたらと想像してほしい。
　割り込みリプが悪い事を学ぶ。それ以上に不快感が出てくる人もいる。
　ワクワクした気持ちでリプをしてリプが来たと思ったら必要以上に怒られる。
　vtuberを嫌いになるかもしれない。そのライバーをリスナーが理由で嫌うかもしれない。
　それが狩る事でそのライバーから離れる。それが何よりライバーが嫌う事だろう。
　攻撃的にならず割り込んでは駄目だと教える事ができるようになってほしい。
　そして自分のツイートのリプ欄でリスナー同士がケンカをしている光景をライバーがどう思うのかまで考えて欲しい

②失われた自由な雰囲気

　割り込みリプを狩る風潮になる前、多くの割り込みリプは沢山あった。
　特に誰もその割り込みリプに対して思う事はなかった。
　その時の割り込みリプに対する捉え方は『会話に割り込む』というよりも『ニコニコのコメント』というような意識違いだったと思う

　昔は見ているものにツッコミを入れてる、ボケている
　今はその会話に混ぜてくれ

　こういう差が割り込みリプを狩る文化が出来たことで変わっていったと考えている。

　この捉え方の差が割り込みリプの問題点になっているのではないか。

③自分も割り込んでいる

　割り込まれた側の主張として多分一番多いのではないのかと思う。
　割り込んだ側は片方のライバーにしかメンションをしていないが注意した側は2人のライバーにメンションがついている。自分も見直せ。とか、自分も割り込みリプに割り込んだらそれは同じ割り込みリプと同罪ではないのか

最後に

　割り込みリプをする側、割り込みリプを狩る側。両方の主張があると思う。
　私は割り込みリプを擁護する側で意見をした私が考える以上の割り込みリプの問題点はあるだろう。
　ただ必要以上に攻撃的にはならないで欲しい。あなたの推しから人が離れる理由にあなたがなるのは悲しすぎる。諭すことができる優しい人間になって欲しい。
　そしてライバーの名前や姿を使って人の言葉として言うのはやめてほしい。ちゃんと自分の言葉で考えて伝えて欲しい

　

　追記　
　にじさんじライバーの剣持刀也さんの5/28の『剣持刀也によるありがたい雑談』の1:00:00頃にて割り込みリプの問題点②に関する言及がありました。割り込みリプについて剣持刀也さんとしては特に気にしないとの事です。
　逆ににじさんじライバーではないが、ホロライブの百鬼あやめさんが『何回も言うけれどVの者同士などの会話に割り込みリプするのやめような』という発言をしました。
　vtuberの世界ではvtuberがルールです。今回の発言の一部はvtuber側に立った時の想像ですので、本人が嫌だと発言されたのでそれを尊重してください。