まほやくをあなたにオススメしたい理由
まほやくを友人に薦める時にはいつも苦労します。
キャラ設定が深くて、イラスト綺麗で、声優さんも豪華。メインストーリーは都志見先生が書いてて、主題歌はMili。BGMも背景も綺麗でね、舞台もあるんだよ…
言いたいことが多すぎてごちゃごちゃ。なかなかまとまりません。
とりあえずアプリインストールして、メインストーリー読んで!
と言いたいところですが、なんとか文章に書き起こしてみようと思います。
ネタバレを含むこと、私の個人的感想が大部分を占めていることをご了承のうえ、お読みいただければ幸いです。
個性豊かなキャラクター
最初に知っていただきたいのがキャラクターについてです。
まほやく世界には5つの国があり、キャラが所属している国ごとにおおまかな気質が分かれています。
しかし、過去の経験から成る美学や、性格の曲がり方が本当に個性豊かです。
キャラ設定が丁寧で一貫性があるからか、時々魔法使いたちって本当に存在するんじゃないかと思ってしまいます。すみません、妄想です。
しかし本当にリアルというか、行動が自然に想像できるけれどたまに外れるレベル、現実に近い感覚で理解できて、この絶妙な距離感と一貫性のある描写が素晴らしいのです。
ストーリーを読み進めて意外な一面を発見できたときは、嬉しくなります。
決して100%完璧なキャラがいないのも魅力の一つです。
良い意味で人間ぽい。魔法使いだけど。
欠点を知って「うわ最低!」と思ってしまうこともありますが、その欠点の理由を知って共感したり、同情したり、そうやって心を動かされるうち、いつのまにかその魔法使いのことで頭がいっぱいに…。
キャラ同士の関係も、図にしたら蜘蛛の巣レベルです。もし気になる魔法使いがいたら、周辺キャラとの関係や馴れ初めを探ってみるとより楽しめます。
まだの方はぜひ公式サイトのキャラクター紹介文だけでも、読んでみてくださいね。
最大の魅力、ストーリー
私が思うまほやく最大の魅力はストーリーです。
メインストーリーは現在2部が更新中なのですが、その更新日が毎月満月の夜なんです。これ、かなり粋じゃないですか?もう大好き
他にも季節に沿ったイベントストーリー、キャラクターストーリー、四コマ漫画…
まほやくを2年以上プレイしている私でもまだまだ読み切れないくらい、たくさんのストーリーがあります。
メインストーリーは、アイドリッシュセブンのストーリーなども書かれている都志見文太先生の書きおろしです。美しく残酷なまほやく世界の軸で、まほやくに興味を持ったらまず読んでいただきたいです。
最初はよくある乙女ゲームかなという雰囲気なのですが、徐々にクセ強な魔法使いが出て来たり、重たい設定をぶっこまれたりして、最後は壮大ファンタジーに発展します。
また個人的には、心を大事にしているコンテンツなだけあって、読者の心の動かし方が上手だなと感じています。
箒に乗って子どもみたいにワクワクしたり、戦闘シーンで少年のようにドキドキしたり、魔法使いの言葉が心にしみて涙したり。かといって疲れることは無い、心地よいレベルで感情を揺さぶられます。
世界の美しさ、心温まる瞬間を思い出させてくれるのも魅力です。
美しい景色を見て感動したこと、あたたかい言葉をかけてもらったこと、目の前の人の笑顔で幸せになれたこと…そういうことって、私たちのいるこの世界でもあったな…と思い出させてくれるストーリーも多いです。
まほやくのストーリーは、しばしば「道徳の教科書」と言われます。
そのくらい、学びが多くてみんなに読んでもらいたい物語ばかりなんです。
時々ストーリー開放キャンペーンがありますので、そのタイミングで読んでみるのもオススメです。
豪華な声優さん
そんなストーリーにさらに深みを与えてくださっているのが声優さんです。
ゲームやアニメに疎い私でも知っている程有名な方、逆にゲームの声優さんのイメージが無い方もいらっしゃって本当に豪華!
イベントストーリーの一つである祝祭シリーズは、少し時間が空いてからフルボイス化されたのですが、文字だけで読んだ時とはまた違った印象になって声優さんって凄い…と特に感じました。
公式ラジオ番組も面白いです!YouTubeの再生リスト貼っておきますね!
恋愛要素を含まない?
まほやくは主人公の性別が選択制です。
といっても一人称が「私」か「俺」かくらいの差で、ストーリーに大きく響く事はありません。
私は、魔法使いと賢者の関係はもっと深いというか、一言じゃ表せない複雑なものだと思います。
偶然同じタイミングで不思議な力に選ばれて、重い役目を背負わされ、辛い時間も楽しい時間も共有して、少しずつ少しずつ信頼を築いてきた。そんな信頼もいつ壊れるかわからなくて、魔法使いと人間という関係は超えられない…そんな関係、一言じゃ表せません!
楽しみ方は人それぞれですが、あからさまな恋愛描写が無いことでより多くの人が触れやすいんじゃないかとも思います。
BGM、Miliの楽曲
ストーリー内のBGM、イベントごとのBGMも本当に綺麗で美しいです。
私がまほやくを友人にオススメされた時も、「音楽も綺麗だよ!」と言われました。
世界観を作る要素として非常に効果的なので、ストーリーは音ありで読むことを推奨します。
音楽グループのMiliによる楽曲も魅力の一つです。
メロディーも歌詞も本当に素晴らしく、今も『Cast Me a Spell』を聴きながらこの記事を書いています。
私はまほやくを始める前からMiliの音楽を聴いていましたが、ちょっぴり不穏できらきらした世界がまさにまほやくにぴったりだと思います。
Live2Dによるキャラの仕草
キャラクターはLive2Dによって生き生きと動きます。
ちょっとした仕草や視線の動きに性格が反映されていて、「今凄く考えながら話してくれてるんだな」とか、「本当は違うけど気を遣って言ってるな」とか、そういうことが仕草から読み取れます。
やっぱり魔法使いたちって実際に存在するんじゃないかと思ってしまいます。
普段のモーションでも十分生きてるのですが、周年のカードをゲットすると、さらにぬるぬる動く魔法使いが見れます。
1周年の時に公式で動画がアップされていますので、見てみてください。
全ての要素が一つの世界を創り上げている
ここまで様々な魅力について書いてきましたが、その全ての要素が掛け算されているのがまほやくの強いところです。
キャラとストーリーが良いだけなら小説で良いし、ゲームとして売るだけならここまで細かい設定はいらないかもしれません。
魔法を使うシーンでは、BGMや効果音、画面の演出があることで迫力が増します。
ゲームというより効果付きのファンタジー小説だと私は思っています。
舞台も素晴らしい、チケットは激戦
舞台魔法使いの約束(通称まほステ)は、まほやくのストーリーを舞台化した2.5次元舞台です。
これがもう本当に素晴らしくて!
私は舞台を観てから本格的にまほやくにハマりました。
この世にこんなに素晴らしい集団いる?ってレベルでチームの雰囲気が良く、脚本演出が神過ぎてそもそも舞台として素晴らしい。照明も曲も綺麗。演者さんも衣装も道具も、そのまま飛び出してきたみたい!
そして皆さん歌が上手い…見るたび素人でも分かるくらい上手くなってる…
お陰でどんどん人気に、どんどんチケットが取りにくくなりました。
1公演1年くらい全国ツアーして欲しいです!!!
多少アプリ内ストーリーと違う部分や省略されている部分もありますが、先に舞台を観てみるのもアリだと思います。
ダイジェスト版やPVは公式YouTubeで見れますのでぜひ!
最後に
いかがでしたでしょうか。
好き勝手書いてしまいましたが、まほやく好きな仲間が増えるきっかけになれたら嬉しいです。
私がストーリー重視でプレイしているので、ゲームとしてやりたい方には少し物足りないように感じてしまったかもしれません。
ゲームシステムや育成方法も知ると楽しいので、ぜひ公式サイトや他の先輩賢者様の情報も参考にしてくださいね。
キャラクターやストーリーも、実際にプレイして少しずつ知っていくことでどんどんハマる沼仕様になっていますので、ここまでお読みくださった方には是非ご自身の手でプレイしていただけたらと思います!
賢者仲間が増えますように!
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