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ZINE『この窓のこの角度からの景色には世界でいちばん詳しくいるね』をつくりました。

ZINEのはなし〜10zineとか手紙とかあれこれ〜

3月にZINE『この窓のこの角度からの景色には世界でいちばん詳しくいるね』をつくりました。

大学時代からの友人の太田垣百合子に誘われて2020年の7月から始めた交換日記をまとめたものです。一応、いろんな人に助けてもらいながらだけどデザインやらなにやらもがんばってやりました。

福岡と佐賀で行われているZINEイベント・10zineと書店での取り扱い、私と太田垣それぞれからの郵送で売っていたのですが、数日前ついに在庫が0になりました。嬉しくて寂しい。

10zineは締め切りの意味合い強めで出展を決めたのですが、同年代のおもしろい人たちとお店番で仲良くなったり、独特の発想から生まれてくるZINEをゆっくり見れたり良いことばかりでした。3月のハイライト。あと、大学生の頃ちっちゃい本屋でたまにお店番してた時も思ったけど、私は目の前で本が売れていくのを見るのが好き。

郵送で買ってくれた方にはお手紙をつけてお送りしました。真摯なお返事をくれたり、大学卒業してSNSでしかつながってなかった友だちの「いま」が分かったり。この一年半ぐらいほんとどこにも行けてないですがZINEが私の代わりにいろんな人のところに訪ねていってくれたんだと思っています。

買って帰って玄関ですぐ読んだという人もいれば、すぐに読み切っちゃうのはもったいないから毎晩一やりとりずつ読んでますという人もいて、「ふふ」となりました。本のそういうところが好き。

ZINEを取り扱いいただいている書店

さて、我々の在庫は0になったのですが、取り扱いいただいている書店にはまだ在庫ありますので、そちらをご紹介します。

1.本のあるところajiro(福岡県)

天神駅から歩いて5分ほどのところにある書店です。白い壁と大きな窓が目印。福岡の出版社・書肆侃侃房が経営していることもあり、詩歌の本がたくさん置いてあります。風と光が入ってくる場所で素敵な言葉にたくさん触れられる時間は幸せ。ぜひ足をお運びください。

2.ウニとスカッシュ(長崎県)

長崎市にある独立系書店です。市電の蛍茶屋電停から徒歩1分ほどとのこと。実はまだ足を運べていないのですが、営業の時から大変やさしくしていただいています。名前も知らない、顔も見たことのない人たちの本を扱うなんてとても勇気のいることだと思いますし、その懐の深さに頭が下がります。コロナ禍明けに遊びにいきたい場所が増えました。

3.シカク(大阪府)

大阪市にあるミニコミやZINEを多く扱っている書店です。ワンダーランド的なおもしろさがあるはず、絶対。オンラインショップも充実していて私たちのZINEも載ってます。一度入荷した後にSOLD OUTになったので、現在再入荷マークがついています。うれしい3文字「再入荷」。

https://www.google.com/maps/d/u/0/edit?mid=1ODrdgtYTg-0KtCIKctLlSsYKX6P_YSw-&usp=sharing

直接のお申し込みについて

二刷目が完売しましたが、三刷目をつくることも諦めてません。というか夢見ています。もし「いつになっても良いから買いたい!」と。購入希望してくださる方がいらっしゃいましたら、以下のフォームのコメント欄にその旨記入の上送信いただけると幸いです。

https://forms.gle/TBtHekApSRTwbuXp7

個人的に「いつになっても良いから買いたい!」は愛を感じます。

それから、太田垣について。エッセイ書いて短歌も詠んで、翻訳もできるし、最近では『南極ゴジラ』という劇団で脚本まで手掛けているハイパー文字書きガール(なんかこういうこと言うと嫌な顔されそう)に「たてのさんもやりましょう。交換日記」と誘われたときは嬉しくもプレッシャーも大きく...有り体に言うと「つまらないことしか書けんかったら」とドキドキしてました。まあ始めたらとてもとても楽しくてそういうのどうでもよくなったんですけどね。

↓ふふっとなった太田垣のZINEせんでん。

なかなかカメラロールに写真がたまらない時期に自分が何をしてたか密度高く残せたのは相手がいてこそのことかもしれません。交換日記はこれからも続いていきます。


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