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まさか自分が(現在進行形の病気の話)【前編】

皆さんこんにちは。今日は自分の病気のことを書いていきたいと思います。

1.病名は…

早速ですが、現在、私はある病気で治療中です。
病名は、子宮体がん卵巣がんです。
11月に発覚し、手術を受けて、現在は転移・再発防止の為に化学療法を受けています。
仕事は休職中ですが、そろそろ様子を見て在宅勤務で復帰を検討しています。

2.病気判明のきっかけ

前々から、生理が重いことが多く、腹痛も続いていました。ほぼ毎日痛み止めが必要な状況で、今思えばなぜもっと早く受診しなかったのかと後悔していますが、その時は痛み止め飲めば治るから様子見かなと思っていました。でも様子見の期間が長すぎました。
2021年後半は特に不調が続いていて、出血が酷い事が度々あり、忘れもしない11月8日の月曜日、また酷い出血がありました。出血が止まらないのでフラフラです。
これはいよいよまずいと思ったのですが、中途半端に知識?があったせいで、119番ではなく#7119、救急相談センターへ電話したのです。

3.救急搬送

#7119ではとても事務的な口調の女性が応対してくれました。その時は冷たいと思いましたが、よく考えたら皆が皆落ち着いて電話してくるわけではないし、却って事務的な方が良いのかもしれないです。そして症状を伝えた結果、やはり救急車を呼んだ方が良いと言われ、そのまま119番に繋いでもらって、改めて症状を伝え、そして救急搬送されることとなったのです。
コロナが依然として落ち着かない状況の中、運良く希望の病院(自宅から一番近い病院)で受け入れてもらえることになり、あっという間に搬送されました。

4.緊急入院と緊急手術

急遽診察してもらったところ、まさかの緊急入院を言い渡されました。そして、緊急で、子宮に溜まっている血液や内膜を掻き出す為の手術を行うと言われました。
この手術自体は30分程度で終わるものの、全身麻酔が必要と言われて、さすがにあせりました。
手術なんて受けたことがなく、しかも全身麻酔も初めてです。不謹慎かもしれませんが、全身麻酔は少し興味がありました。
救急搬送されてから3時間ほど経って少し落ち着いた頃に手術の時間となりました。手術室へ行き、自分の足で手術台に上がり、麻酔が始まり、「なんかまだ意識あるんですけど(笑)」などと話して…
看護師さんに「終わりましたよー」と言われました。そう、いつの間にか手術は終わっていたのです。全身麻酔、恐るべし。開腹手術ではないので痛みもなく、その日はそれで終わりました。

5.MRIとCT

翌日にMRI検査を受けました。
MRIと言えば、狭いとかうるさいと言いますよね。
確かに狭かったのですが、個人的にはそんなに圧迫感はなかったですし、耳栓をするのでうるさいとも感じなかったです。ただ、ピーーーーーーー、とか、カンカンカンカン、ブーーーーーーーー、など、色々な音が鳴っていました。MRIは無事終わりました。
翌日にCT検査を受けました。こちらは、点滴の際に手の甲に打たれて、これが地味に痛かったです。
造影剤を入れると体が熱くなると聞きますが、何ともないな…と思っていたら最初は造影剤は入っておらず、途中で技師さんから「では今から造影剤入れますね」と言われ、入れたらすぐに熱くなり、プチパニックに。体内をお湯が流れるような感じで焦りました。
しかしそこから検査はスムーズで、検査が終わる頃には熱さも無くなりました。

6.検査の結果

検査の結果は2,3日くらいで分かるのかなと思っていたところ、CT検査を受けた日の夕方に先生に呼ばれました。
ずいぶん早いなと思い、先生の元へ向かいます。
看護師さん同席の下、先生が重い口を開きました。
「初日の手術で採取した組織を病理に出して、MRIとCTも受けてもらったけど、結論から言うと癌が見つかりました。子宮体がんです。」※この時はまだ卵巣がんについては分かっていませんでした。
「きちんと手術をしないと分からないけど、現時点ではステージ1b相当で、子宮の摘出が必要です」
突然の事で泣き崩れ…ることはなく、自分の事とは思えず実感もなく、「え?がん?はぁ、そうですか…」という感じで、後は淡々と説明を聞いていました。この時あまりショックを受けなかったのは、救急搬送される前にネットでたくさん調べて、もしやと思っていたからかもしれません。
子宮の摘出についても、出産はできなくなるけど、自分は未婚でパートナーもおらず、それよりも生理が酷かったのでその辛さがなくなるなら…と、思っていたよりはショックは受けなかったです。
先生は、この病院でも手術と治療はできるけど、がん拠点病院ではないので、拠点病院である◯◯病院や△△病院を紹介できるけどどうしますか?と言われました。
ここの病院は自宅最寄りだし、昔からよく知っているので、迷わず「こちらでお願いしたいです」と言いました。
こちらでお願いすることで、子宮摘出手術もなんと翌週に受けることが決まりました。
同じ病気の方のブログをいくつか読みましたが、結構、診断から手術まで1〜2ヶ月待たされるケースが多いようで、私はすぐ手術をしてもらえることになり、安心しました。

今日はここまでとします。
次回、手術のこと、術後の様子など、【後編】を書きたいと思います。


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