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ファーバーカステル水彩色鉛筆(赤缶)を使ってみた
水彩色鉛筆レビューも4回目です。手に入れた順番に記事を書いていますが、画材メーカー製と雑貨店扱いの画材で違いを感じるのか楽しみです。
画材メーカー品でも価格帯が真逆の位置にあるダーウェントの水彩色鉛筆レビューはこちら↓
ということで、入手しやすく価格がお財布に優しい物はどうでしょうとファーバーカステル(赤色丸缶)の水彩色鉛筆を購入してみました。
製品の見た目など
外側
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赤色パッケージのファーバーカステルはシヤチハタが販売元で公式サイトもありましたが、バニーコルアート(海外画材の輸入販売元等メーカーさんです)のお知らせに代理店契約とあったので、もしかしてこれから順次切り替わるのかもしれないですね。私の購入は画材イベントだったのでバニーコルアートブースで直接選びました。
最大100色のセットがあり私はお試しとして12色を選択、割引価格約980円(定価は約1200円)で。楽天やAmazonなどの通販でも探しやすく価格も割引率が違うので、もっと安く買える所があるかもしれません。
ケースの絵はやはり水を使うイメージです、丸缶は他に24・36色とあり絵は変わらず一緒に掲載されている鉛筆の本数が増えていてちょっと面白いです。
底に付いている水色のフタらしき物は水入れです、缶の形状もですが持ち歩きに良さそう。
内側は…見られないので中身をバラっと
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12色+筆+水入れ付き、購入した際メーカーさんが「筆はまあ…おまけ的な笑」と仰っていたのですが確かに、穂先バクハツしていたのでそっと缶に戻しました。
缶の面積のせいか色名表記はありませんが、芯と同じ軸色に色番号の刻印と名前欄……あっ!ここに色名書いておけば良いのでは(書きながら思いついた)
100色の色名はシヤチハタの公式サイトにてカラーチャート用PDFを発見したので、それを使って調べる事ができました(2024.06現在)
入っている種類は概ね基本的な色で、白が無い分ダークフレッシュ(肌色系)あたりに置き換わっているのが嬉しいです、人物なども塗りやすいかも。
色見本と使用感
まずこちらが色見本です、力入れずに
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塗りやすい!綺麗に溶ける、安価でもメーカー名を冠している物かと感じます。ただ私の見本の塗り方が下手くそですね…センス…
Fタイガーの品質は悪くないです、少し塗りにコツがいるかもしれませんが作品描いてみてもダメなわけじゃない。ただFタイガーのは塗ったとき何度か重ねないと色を置いた気がしなかったのに対して、こちらはそこまで手間のかからない印象でした。
鉛筆削りは少し軸の木が引っかかる感じがしましたが、硬すぎるわけではないので問題ないかと。
見本撮り忘れていたので新たに作ったとき紙を変えてみたのですが、個人的にコットマン水彩紙(パルプ紙)と合う気がします。
水を使わなければぼこぼこしないので、普通の画用紙でも見栄え良いです
作品を描いてみました
下書きはシャーペン、用紙はmuseてのひらペーパーです
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コットン紙にも綺麗に色が乗ります、ざっくり色を置いてから水で溶いていきます。色数はやはり少ない所もあり、あらかじめ混色して影色などは後で塗り足します。
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影に青や紫、黒を使って表現しています。他の水彩色鉛筆もですがあまり混ぜると色の濁りを感じるので、深みを出すのは難しいと思いましたが基本の色数だけと考えれば十分かと思います。
まとめ
デメリット、と言えば単品で買い足せないところでしょうか。気に入った色ばかり使わないようにしたいです。
それとシヤチハタサイトに12色と100色の違いが載っていて、あれを見たら全色買いたくなります危なかった(主にお財布が)気になる方は調べてみて下さい笑
・千円以下の物と比べて1ランク上がった塗り心地
・肌色の作りやすいセットで嬉しい
・丸型缶は持ち歩きと収納もしやすい
・色数が多くなればそのぶん混色が減り本来の鮮やかさを維持できそう(12色の限界的な)
今更ですがここまで塗りやすいなら24色か36色買えば良かったなと軽く後悔したので、購入お考えでお財布もいい感じでしたらそちらから始めるとより楽しめるのではと感じました。
また新しい内容があれば変更や追記もあります
ここまで読んでいただきありがとうございます!
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