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161023 徒然つぶつぶ草

ここnoteもそうなのだが、身売り先すら決まらないTwitterからの避難先をおさえておきたい、というのと、ブログのためにパソコンを開くのがめんどくさくなってきたためスマホ利用がラクなサイトに引っ越したい、という個人的問題解決の一石二鳥を求め、先月あたりから幾つかのSNSを試験的に運用しているのだが、いずれも帯に短し襷に長し…なかなか難しいでござる。

でも少しずつnoteに傾いてます。基本的にタイトルつけなきゃなんないのがめんどくさいけど、読み物として面白いコンテンツが多いのは断然note。煩わしいコミュニケーション機能が変にガラパゴス進化してないところもいい。

個人的にSNSに求めてるのは、お歳暮お中元的な「絡み」じゃなくスカスカの風通しと情報の多様性なので、LINEでやれ的な閉鎖コミュ機能とか要らないんである。←もちろんそういうのが好きな人はそういうのを使えばよいと思います(←自衛的蛇足)。

離婚してたりストーカー被害の経験があったりするもので、顔本はむかーし登録したっきりで積極的に動かしてはいなかったのだけど、試験的運用を始めてみて、とりあえず同窓会とかやるには便利な仕組みだなーと思った。でも年がら年中仕様変更がある上に、各種設定画面のUIは最悪だと思う。情報セキュリティとかプライバシー保護の部分でも気に入らない点が多い。

あと、よき父よき母、よき夫とよき妻みたいな人たちの微笑ましい子育て日記をほのぼのしながら見ていると、その善良な家庭人が「中韓のような反日国とは国交断絶しろ」的なトンデモ記事に特大ハート押してたりしてギョッとするのと、意識高い系の人たちの途切れることのない学び意欲に「たまにはダラダラしようぜ」とか言いたくなるのをぐっと我慢するのが若干ストレス。

常に新たな人と出会い、その都度何かに気づきを与えられているこの繊細な人たちは日ごろ何をみて何を感じて生きているのか大丈夫なのかとかチラとでも思ってしまう私は、おそらく顔本に向いていない。もっと素直にならなければいけない。

顔本を仕事以外でヘビーに使い倒しているユーザーは、基本的に素直で心が清らかである。もちろん、日々の暮らしの中のドロっとしたものやザラっとしたものをひた隠しにしてステキっぽい生活を演出してる人も、一定のパーセンテージでは存在するのだろうが、そういう人は早晩その二重生活に疲れはてて更新が間遠になっていくので、ヘビーユーザーの大半は「そういう人」ではない。彼らは日々の世界の喜びや発見をお友達とシェアしたい、と素直に考えている人たちである。そこには世界の「善」性への圧倒的な信頼感がある。

ここで「だって世界は残酷なんだから」とか言い出すほどの厨二ではありませんが、ツイ廃でニコ動はβの頃から登録していた私には眩しい。あまりにも眩しい。そもそもfacebookと書かずに顔本とか書いてる段階でお察しである。でもここで連絡とるのが一番手っ取り早い友人がそこそこいるので、のんびり運用しておく予定。

インスタは、最近ぐっと登録者が増えたので面白くなりました。石田ゆり子さまのすっぴんでも変わらぬ美貌に戦慄しながらご更新を楽しみにしております。ハリウッドスターとかのセレブライフを、美容院で読む雑誌を待たずに覗けちゃうので、ELLEとかの売り上げに響いてないのかなーなんて余計な心配をしてしまう。けーぽドルも舌禍事件を警戒する事務所の指導なのか、ここ数年TwitterからInstagramへの移行が進んでる感じ。

自分的には飲みすぎ食べすぎ予防に多少役立つかなーとも思ったのですが、だいたい食べるのに夢中になると写真のことなど頭から飛んでしまい、たまに撮ってもアントレとデセールの写真ばかりでメインが吹っ飛んでるので、記録式ダイエット用としてはほぼ意味がないことがわかった。残念。あすけんのアプリを使おう。

なお、久しぶりに覗いてみたtumblerは過疎っているようだった。あそこはサーバが脆弱なのかプログラムが悪いのか、理由はわかりませんが壊滅的に動作が重くて使わなくなったんだけど、今は昔ほど重たくない気はする。過疎の証左か。写真系では、Pinterestは綺麗な写真が多くてアプリ動作も軽快、覗いてるだけでも楽しいのでたまに見てる。

はじめて登録してみたmixiの過疎っぷりと出会い厨の多さには驚いている。それもメインはおっさんおばさんなんだよね。若い頃mixiでネットデビューした世代が(だいたいバブル期に青春時代を謳歌した世代とみられる)、いろいろあってmixiに出戻ってきましたみたいなパターンをよく見かける。私も40代のおばさんですが、こんなにもアラフォーやらアラフィフのユーザーが多いとは思ってなかった。

私は永年にわたり、mixiの足跡機能というものを日本のムラ社会における相互監視システムの象徴として憎悪してきたので(←大袈裟)、一番流行ってた時代にも、誰に誘われてもガンとして登録せずにきたんですが、とりあえず登録してみたところ、足跡は単にめんどくさい(というか正確には足跡に過剰な意味づけをして執着するユーザーがめんどくさい)だけのもので機能じたいは特に憎悪すべき対象でもないように思いました。使ってもない機能を憎悪しててごめん。

結局、こういう粘着質なコミュニケーションを要求する仕様のSNSの利用において必要なのは、スルー力とブロック機能だけである。35歳を過ぎたあたりから徐々にスルー力のほうは長けてきたので、あとはブロック機能の使い方を覚えるだけです。誰か教えてください(←自分で調べなさい)。

にしても、mixiの中高年出会い厨率の高さは異常だ。mixiは自前で婚活サイトを運営しているのでそっちでやれば、と思うのですが、本格的な婚活サイトではプライバシー設定の細かい部分のコントロールは課金対象にになってしまうので、無料でほぼ全機能が使えるmixiを、婚活および出会い系サイトとして利用している人が多いのだろうなと思った。

なんでそんなことを知っているかというと、わけあって3日間だけその婚活サイトに登録してたからである。これはこれですごく面白い話があるんだけど今は書かない。

ひとつだけ言いたいことは、訊いてないのに始まる身長体重と業種の自己申告、性格は優しいって言われます、趣味は映画鑑賞と読書(※ジャンル記載なし)かーらーのー「ぜひ仲良くしてください。P.S. アイコンの写真、素敵ですね(はあと)(※私のアイコン写真はスープストックのオマール海老のビスクに過ぎぬのですが)」というテンプレメッセージには飽き飽きしてる、ということだけです。

1日に何十通こういうメッセージを撒いてるのか知らないけど、こんなフックのない文章から「仲良く」なるきっかけを、どう掬い上げろというのか。「読んでもらえるはじめましてメッセージ添削講座(出会い厨向け)」とかをやりたい、売れるのではないか、などと妄想する今日この頃。

ともあれmixiはコミュがメインということは使ってみて理解し、そこそこ面白いディープなコミュもあるので(鴨居玲のコミュなんかもあって、嬉々として入ってしまった)、主に美術や映画などのイベント情報や旅行の情報収集にすごく便利に使っている。出会い厨の隙間から、ようやく趣味があうお友達もぼちぼち見つかりだしたし。

ただまあ、出会い系コミュを除くと全体的には過疎ってますよねぇ。mixi、数年前には本家の顔本におされてて、もう潰れるかなーと思ってたんだけどソシャゲで盛り返したんだったかしら?(←記憶が定かではない)

mixiは高齢者ユーザー率が極めて高いという点でわりとユニークなSNSではあるので、いっそ50代以上だけを対象にしたシルバーSNSに衣替えしてみてはどうかと思う。歳とって体が自由に動かなくなっても、ネットにアクセスさえできれば気軽に他人とコミュニケーションがとれるSNSというものは、超高齢化社会にとって、とても有用な見守りツール兼孤立化防止策になると思うんだけどな。

ただ、公園ゲートボールとかと同じで、関係性がこじれると最悪いじめや傷害事件に発展する可能性もあるので、認知症患者も増える高齢者の利用に関しては、未成年向けと同等のきめ細かい監視とユーザーサポートの仕組みが必須になるだろう。場合によってはコミュに運営側のモデレーターを入れるとか。そういうノウハウは早めに蓄積したほうがいいと思う。

なんか着地点を考えずに書いてたら、ギークな人のネットサービス比較みたいな記事になってしまった。ぜんぜんギークじゃないです。こういうダラダラした文章に毎回タイトルを考えるのはめんどくさいので、日付とタグにしておく。こんな感じで、徐々にnoteの使い方に慣れ始めている。

#note #SNS #徒然つぶつぶ草


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