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161115 徒然つぶつぶ草

完全に「風邪ひいた!」という訳ではないのだが朝起きると喉がいがらっぽかったり、くしゃみが出たりで風邪を引きそうで、なかなかインフルエンザの予防接種に行けない、という話をしていたら、母(80代)が「私最近、土人の風邪薬飲んでて、ひきはじめにすごくよく効くからあげるわ」と言い出した。

『土人』というタームは現代では迂闊に使っちゃいけないのですという話を一通り言い含めたところ「じゃあなんていうのかしら、インディアン?」。ブー!「ネイティブアメリカン」が正解です、というやり取りの後に、あやしい緑がかった草の粉っぽいものが詰まったカプセルを数個渡された。知人の姪御さんがアメリカから送ってくれるのだという。あやしい。

何の粉かと訊いても曖昧なので、パッケージを見せてもらったところ、エキナセアという聞きなれない名前のハーブのサプリメントだった。タイトルの写真にある、キク科の植物だという。

パッケージには「ネイティブアメリカン御用達!」「食品添加物一切なし!」的な謳い文句。「18歳未満の子どもの服用禁止(ハーブのわりに厳しいな…)」「1日3から6カプセル服用」「症状が改善しない場合は医師に相談を」などの注意書きを一通り読んで、とりあえずそれほどあやしくもなさそうだったので、ものは試しで飲んでみたところ、あら、今朝はなんか喉が痛くないじゃない?

その前に三日間服用してた葛根湯の効果が出始めたのかも知れないけれど、これで1日ぐらい様子をみたら、インフルエンザの予防接種に行けそうだ。

ハーブだのサプリメントだの、若い頃にはぜんぜん興味なかったけど、三十路過ぎてからのわけのわからない体調不良とかにたまにピタっとはまる漢方薬とかがあると「おおっ」ってなる。中高年女性はこうしてみんな、ヨガとか健康茶とかにはまっていくのか…というのを身を以て知りつつある四十路の冬。

#日記 #徒然つぶつぶ草

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