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美しき美観地区へ

外出自粛要請により、観光地には人がほとんどいない状態。それは感染拡大防止の為には仕方のない事ではありますが観光地にとっては苦しい状況。
そんな中、岡山県倉敷市の美観地区にあるライフスタイルショップ『美観堂』がクラウドファンディングを立ち上げたようで私も微力ながら支援させていただきました。

私はこの美観堂の系列店である有鄰庵のカフェで働き、近くのシェアハウスで数ヶ月暮らしていました。その後は隣町の早島町に引っ越しましたが自転車でよく美観地区に行っていたので倉敷美観地区は思入れのある場所です。

コロナが終息したらこの美しい美観地区にぜひ足を運んで欲しい、そんな気持ちは私も同じです。むしろ私が行きたい。

少しでも盛り上げたいなという思いで今回は私の美観地区のオススメを紹介したいと思います。

半日じゃ足りない

美観地区観光はどのくらい時間があれば足りますか?半日でも大丈夫ですかね?とよく聞かれるのですが、、足りません。全然足りないよ!!半日しか時間を作れないのであればその時間内でのオススメをいつも伝えるのですが出来れば美観地区に1泊して楽しんで欲しいです。だからこそ見れる景色というのがあります。
美観地区付近には色んなゲストハウスや旅館があるので調べるのも楽しいですよ。

朝の美観地区

美観地区はやはり有名な観光地なので昼間は観光客がたくさんいます。
けれども朝の時間は穴場です。少し早起きしてまだお店が開店する前の美観地区の町並みをお散歩。これが本来の美観地区の景色か、、と美しい町並みに惚れ惚れします。贅沢な時間。


コーヒー片手にお散歩

美観地区内には美味しいコーヒー屋さんもあるのでテイクアウトしてコーヒー片手にお散歩なんてどうでしょう。
朝から得した気分。


まずは本通りへ

美観地区にはいくつかの通りがあるのですが『本通り』の雰囲気が私は1番好きです。
私は毎日、本通りを歩いて通勤していました。いつも一緒に帰っていた先輩が『ここは屋根の高さが統一されているんだよ』『この生けてあるお花は季節によって変わるんだよ』『この看板はこういう歴史があって..』『この玄関前のランプが...』といつも話をしてくれてひとつの通りからこんなにたくさんの事を気付けるなんてすごい!と感動したのを覚えています。
それから私も意識をして本通りを歩いているのですが..いやー面白いです。

毎日食べたい常右衛門食堂

さて、そろそろお腹が空いたな、ランチはどこにしよう...
ランチのオススメは?と聞かれたら必ず答えているお店『常右衛門食堂』
おまかせ定食はメインと副菜2種にご飯味噌汁。何だろう、見ているだけで幸せなんです。そして美味しい。
お昼過ぎに行くと売り切れている事もあるので早めに行く事をオススメします!

新渓園で休憩

朝からたくさん歩いて少し疲れたな〜というタイミングでオススメなのが新渓園。
休憩所として和室が解放されているのですがお部屋から見る庭園がとっても美しいです。
季節ごとに楽しめるので私は定期的に足を運んでいました。新緑や紅葉の時はここでゆっくり景色を眺めながら読書するのが最高です。

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夕方のケーキ 夢空間はしまや

夕方になってくると甘いものが食べたくなるのはどうしてだろう。
そんな時に行くお店。ここのケーキが好きです。落ち着いた雰囲気も。

大原美術館

美観地区といえば大原美術館!日本ではじめての西洋美術館です。世界的に有名な絵画が多数展示されています。
私は絵画にはあまり詳しくなく、正直はじめて行った時は、絵画の多さとジャンルの幅広さに私には少し難しいかもと感じました。
その事を美観地区で長年飲食店をしている大将に話したら『絵画を見て印象に残ったり、気に入った作品はあった?それで充分だよ。』という言葉をくれて、すごくハッとさせられました。
その後は数年に1度のペースで大原美術館に足を運び、その度に違う発見があるので楽しいです。

民藝館

倉敷は「民藝」にゆかりのある地です。
まず、この民藝館の建物がとても素敵で毎回ときめきます。暮らしの道具とは、こんなにも美しく実用的なのか。目で楽しむ、使って楽しむ『用の美』を暮らしに取り入れたい、そんな暮らしをしたい、とここに足を運ぶ度に思います。
美観地区にはそんな民藝品を取り扱うお店がたくさんあるので買い物も楽しいです。

民芸茶屋 新粹 おでん

夜ご飯のオススメは、、たくさんあるのですがやはり新粹(しんすい)さんでしょうか。私がはじめて美観地区に行った日の夜もこちらでおでんをいただきました。思入れのあるお店です。美観地区らしい夜を楽しめる事間違いなしです。

夜の美観地区

1日の締めくくりは夜の美観地区。
昼間とはまったく雰囲気が変わります。控えめなライトアップが夜空さえも美しく魅せます。

この景色は美観地区だけ。

写真はきれいです、けれども実際に目の前で見る景色は写真とは比べものにならないほど何百倍も美しいです。

美観地区の良さは『美しさ』かなと。
景色も美しく、暮らしも美しく、歴史も美しい、文化も美しい、そんな感覚に触れたい、と思って美観地区に足を運び、倉敷で暮らしている人がたくさんいるのではないでしょうか。

コロナが落ち着いたその日にはぜひ美観地区へ。

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