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『ベルサイユのばら』で自分の役割に忠実でいることを、考えた。

最近、『ベルサイユのばら』にはまっています。
「ベルサイユのばら展」に行ったのが運のツキ。

興味ありつつ、なかなか手を出さないままだったんです(子どものころ、アニメ少し見てたのかな?)で、展覧会に行ってから、単行本を大人買い。

おもしろすぎ!今まで読まなかったの悔やまれます。

印象的な言葉も多くありましたが、今回は1つだけ。

あらすじは、省きます。新参者が間違ったこと書きたくないから…。


18世紀、フランス革命前のフランス。
男装の麗人オスカルは、王太子妃マリーアントワネットの近衛兵(護衛係)として、お仕えします。


マリーアントワネットの周囲には、取り入ろうとする貴婦人が溢れていて、
そのサロンに、オスカルも来るようにすすめるのですが、

オスカル

「せっかくながらアントワネットさま。オスカルは女とはいえ
軍人でございます。わたしのすべきことは、おしゃべりやダンスではなく、フランスと王家をお守りすることだけでございます」

と、あっさり断ります。出世の近道になるんでしょうけど。

1巻の、オスカルとマリーが出会って間もない、10代のころですが。
このころから、オスカルかっこいいですね。

周りに流されず、自分の役割に忠実でいて。

こういうのって、どこにいても大切にすべきことじゃないのかな。
例えば、ママ同士の付き合いで、断り切れなくて、しんどい思いしている
人とかいるけど。

オスカルの言葉に置き換えてみると、
「せっかくだけど。私はママだけど、仕事もあるし。ランチ会やお茶会でなくて、仕事と子育てに専念したいの」
ということですよね。
これを、このまま言ったら嫌な顔される可能性大ですが💦。

ママ友欲しい人がいることを、否定はしませんが(私はいないけど)。


ママ友を作るために、ママになったわけじゃないよね。

周囲に振り回されそうになるとき、自分の役割って何だっけ?と、

考えるくせをつけたいなと思いました。
もちろん役割=自分ではないけどね。


ちなみに。長男が幼稚園のころクラスのランチ会のお誘いに、「この日は仕事が入っているので、欠席します」とメールしたら、「忙しいんですね」
と帰ってきました。

「ええ、わたくし忙しいんですのよ、ホホホ」
何て、返しはしませんでしたが。


ここから。余談。


推し1は、アンドレです。

側にいて寄り添ってくれて、ピンチのときには助けてくれるなんて、最高。
守ってほしいタイプです。


推し2はルイ16世。

聡明な癒し系オタクって感じ。緊迫するシーンでも、彼が出てくるとなぜかホッとする。
こちらは、守ってあげたいタイプ。


処刑前夜、息子に「父が殺されても、復讐しようと思ってはいけない」というのには泣けます。


負の連鎖は繰り返してはいけない、今の世の中見ていても本当に思うから。


で、この2人に共通して思うのは。
家事と育児に、協力してくれそう。仕事を持つことにも理解ありそう。これ、最近の女性の共通認識らしいです。

そして。オスカルとマリーアントワネットの、女性としての強さとプライドの高さには憧れます。
こう行きたい、こう在りたいと考えさせられます。

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