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和樂webで掲載~日本物理学の父、田中館愛橘(たなかだて あいきつ)の生涯

真鍋叔郎さんがノーベル物理学賞を受賞されました。おめでとうございます!
これを受けて、日本の物理学の基礎を築いた田中館愛橘(たなかだてあいきつ)博士の生涯を記事にしました。


ちなみに。苗字が田中舘で名前が愛橘です。

出生時、父親が別の名前で届けたのですが、(住んでいた)南部藩主の家族の名前と重なっていたからと役所に受理されず。そこで、代官が中国の故事にちなんだ名前(重ならないように)名前を付けたそうです。


日本史の教科書で名前だけは知っていましたが、何せインパクトのあるお名前なので「変わった名前の科学者」とだけは記憶していました。


真鍋さんが卒業された東京大学理学部の1期生(といっても4人)です。
地震や航空の研究、メートル法の制定(日本は、昔は尺貫法)、ローマ字の普及といろいろなことをされています。

でも、「世紀の大発見」をしたわけではないので、あまり知られていないのです。現在の日本の物理学の種蒔きをした方だと思います。

地震研究に関しては、日本で最初の地震研究所(地震予防調査会)の責任者になり、防災意識を広めてくれました。


私は高校のとき物理が凄く苦手で、赤点とった黒歴史も…。こんな私が物理学者のことを記事にするのも、不思議な縁だと思います。
理学部卒の夫から言わせたら、物理は一番面白いらしいです。

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