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劣等生ママの子育て9 少しずつ働き始めたら、夫が単身赴任

長男生後7か月で、キッズヨガ講師養成講座を受けた私。
何とか講座を修了して、その後ライターとヨガの仕事を少しずつ始めます。

ヨガ講師としての歴史は、また別の機会に載せますね。

2011年3月。
夫は転職して、東京に行きました。
私と長男長女は、ひとまず京都に残りました。というのも、翌4月には長女は幼稚園の年長になるので、卒園まで通って欲しかったからです。夫は一年間の単身赴任。

3月11日、東日本大震災。
東京にいた夫は、翌日無事に京都に戻ってきました。しばらく在宅勤務をした後、また東京に戻りました。
夫は週末には京都に戻って来ましたが、平日はワンオペ育児。被災した方に比べたら大したことないのに、と思うけどやっぱり不安でした。

長男は幼稚園のプレクラスに入園。その合間を縫って仕事をすることで、心は安定していたのだと思います。

ベビーシッターを使いだしたのもこの頃。病気でも預かってくれるのは、ありがたかったです。

「夫が単身赴任中」と告げると、「楽でいいやん」とよく言われました。確かに、夕飯は楽でしたよ。ご飯にみそ汁とチキンナゲットで成り立つから。
そういわれる度に、「寂しくて毎日不安なのに……」と思いました。

あるとき、友だちにその思いを告げると「それはさ、なっちゃん(私)がだんなさんのこと大事に思っている証拠だよ」と言われて、気持ちが楽になりました。
そして、手抜きを楽しみつつ、寂しいと思う自分を受け入れられるようになりました。
あのときの友だちの言葉は、思い出してもありがたいです。

そもそも、毎日手抜きやろ!って、そうですけど。

仕事の方は、東京に行くまでに少しでも実績作りたいと、近所の保育園や児童館にお願いして、ヨガ教室を開催させてもらいました。これも、ありがたかったです。

そして、長女の卒園や入学準備、引っ越しとバタバタと過ごし2012年3月。20年近く慣れ親しんだ京都を離れたのでした。

東京の生活は楽しいです。でも京都は大好きな場所です。

 


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