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劣等生ママの子育て3 長女がかわいいと思えたのは、寝返りから


出産後は、実家でしばらく過ごしました。

私がママになって一番不安だったこと。「大のオムツを取り換えられるのか!!」
臨月になっても、本気で悩んでいましたよ。

これから度々出てくるであろう「私、子ども苦手」のワード。

ママになるまで、赤ちゃんに触ったことありませんでした。というより、触りたくなかった。かわいくないという、悪魔の心が大部分を占めつつ、よそ様の大事のお子を気安く触るのは失礼だ、という天使の心も少しありました。

しかし。産んでしまえば、助産師さんは「はい、オムツ替えますよ」とまったなし。
慣れない作業に四苦八苦だったので、「ヤダー!!」と思う暇もありませんでした。
あと、産まれてまもない赤ちゃんの「大」は臭くないんですよね。「なんか変だな?」と思いながら、交換しているうちに自然と慣れていきました。
世の中上手くできています(離乳食始めて、軽くショックを受けますが、そのときは平気)。

1か月半実家で暮らして戻って来て、それからはルーティンワークをこなすのに必死。考えることは、「長女を死なせてはいけない」という義務感。

虐待の事件を目にする度、「絶対こんなことしたくない(それなら最初から産まない)」と思いつつ、「私、子ども苦手だし」と不安になりました。

負のループに入らないためには、どうするか?
一日1回は長女と外に出て、外の空気を吸って、誰かと話さなくても他の人の姿を見ることにしました。
それだけで、気分転換になりました。

程なく、マタニティビクスに通っていた教室の、アフタービクスに通うことになり、週1回の外出ができるように。

体力も少しずつ回復して、体重も元に戻りました。

今年は難しい時期もあったけど、ママには一日1度でいいから外に出て欲しいです。それだけでも、リラックスできるから。


そんな私が長女をかわいいと思えたのは、生後4か月頃。寝返りを頑張っている姿を見た頃から。愛情持って育てたい、初めて思いました。

赤ちゃん産んだから愛情ポン!と入るわけじゃなくて、一緒にいてお世話をしているうちにジワジワと愛情が湧いてくるんだなと思います。

だから、産後すぐ「自分の子どもなのにかわいいと思えない」ってママは責めないで欲しいです。

長女の成長と共に、子どもが苦手な私もママの自覚が付いていくのでした。


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