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住みやすい国になるために

LGBTQに対する偏見

フィリピンに来てから、日本のLGBTQに対する偏見というものが多いなと感じることがよくあります。特にゲイ、いわゆるオカマと呼ばれる人たちがこの国では多くみられます。しかし日本はどうでしょうか。それを理由にいじめが起こったり、それだけが理由で就職するのも大変になっていたりします。就職のために本来の自分を隠している方もいるのではと私は考えます。

私はLGBTQ、特にゲイの方々が大きな偏見を持たれる理由の一つに”これは常識的に考えたら、ダメだろ”と言われるようなことをしてしまうことが挙げられると思います。前にあった、男性医師による男性へのセクハラ問題はこれの代表例になるのではないでしょうか。私がみた実例でいうと、とあるファストフード店に行った時にキスをし合っていた男性がいました。別にキスをすることは否定しませんが多くの人がいる前ではなく、TPOを考えてやっていただけないだろうかと当時の私は思いました。
こういうことが少なくなれば、偏見は減ると思います。

上記のことを挙げましたが、私は少しずつこの環境が改善されてきているのではないかと思っています。井出上漠さんはその例ではないでしょうか。彼女は彼女なりの生き方、それぞれにそれぞれの生き方があります。それに口を突っ込むのは違う。すべての人が自由に自分を表現できる社会ができて欲しいです。

タトゥーに対する偏見

これに関しては日本で受け入れるというのはなかなか大変なことだと思います。日本では古くから刺青というものがありますがこれに対しては悪いイメージが先走りしてしまいます。刺青と聞くと大抵の人はヤクザなどと言ってくるのではないでしょうか。

ここで刺青の歴史を遡りたいと思います。
刺青はものすごく古くから日本には存在していたようです。愛の表現などにも使われていたとか。1720年からは刑罰の付加刑として刺青というものが使われていたそうだ。しかし、江戸時代にはこの状況は変わらず。明治になって、ようやく法的に規制することになったそう。アイヌや沖縄では女性たちの刺青は習慣としてあったそうだが、その人らも含めて見つかった人は逮捕され、手術や塩酸などで消された。この規制が外れたのは第二次世界大戦後、その後海外のロックバンドでタトゥーを入れている方々などがきたことにより、若者の間で人気が出たそう。今では日本人の1.6%のかたにタトゥーが入っているそうです。

上記のことから日本では罰として入っていたもの、だからイメージが悪いと考えられます。
しかし海外を見てみると多くのかたにタトゥーが入っているのを見かけます。受け入れ難いということはわかります。来年東京オリンピックを控えている中で多くのかたが海外からやってきます。その中には一定数タトゥーを持っている人がいるでしょう。いくつかの温泉はタトゥーが入っていたら温泉に入れないというところがあると思います。ですが私は多くの人に日本の良き伝統を知って欲しい。そんな理由もあって日本から少しでもタトゥーに対する偏見が減るといいなと思います。

最後に

上記に挙げた二つのことなかなか理解しにくいとは思います。偏見がある世の中はなんか狭苦しく感じてしまう。そんな状況がどうにかならないものかと私は思います。今回のnoteは賛否両論分かれると思いますが、私はこういう意見を持っているということです。もし何か意見等ありましたら、コメントしてきただけるとそのことについて私も深く考えられると思います。この記事が誰かの議論のテーマの一つになれば。もっと多くの人にこのことを考えて欲しいです。
少し上からのようですが皆さんよろしくお願いします。

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