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シード・アーリー期のデットファイナンス

弊社が2回目のデットファイナンス(資本制ローン)を行ったのもあって、振り返りの意味も込めてまとめておこうと思います。他の起業家の方の参考などに少しでもなれば、それはそれで幸いです。

※詳細な額などは、控えさせて頂きます。知りたい場合は個別にDM下さい。

資本制ローンとは

資本性ローンは、日本政策金融公庫が力を入れている、無担保・無保証人の融資制度です。資金使途は、創業時や新規事業の開業資金、海外展開、事業承継、企業再建など非常に幅広く設定されています。融資を受ける条件としては、以下の2点を満たしていることが必要です。

一層の詳細は、下記をご覧下さい。

すごく簡単にまとめると、デットファイナンスの1種類です。

資本制ローンを取得するには

今回、弊社が会計事務所の先生と事前に作戦を準備したポイントです。

①債務超過でないこと
②信用に値するVCや事業会社などから、出資を受けていること
 ※要は実績あるVCや上場企業など
③少なからず売上で発生していること
④今後の売上・利益のスケールアップが見込めること

※ここに関しては、あくまで1意見ではあるので鵜呑みにはせずにお願いできればと思います。

このようなポイントを事前にイメージし、前回のエクイティファイナンス直後に準備し申請を行いました。特に①や②は必須で、②の外部株主にはリファレンスチェックとして電話などもあります

※前回のエクイティファイナンスは、2019年5月です。

弊社のファイナンスについて

これまでこんな形で、ファイナンスを行っています。
・2017年6月:シードでエクイティにて調達
・2018年7月:デットで3000万の調達
 ※ここは過去記事に金額書いてしまってましたw
・2019年5月:プレシリーズAでエクイティにて調達
・2019年8月:デット(資本制ローン)にて調達

その他、過去の事については下記をご覧頂ければと思います。

デットファイナンスのメリデメ

メリットやデメリットについて、簡単にまとめておきます。

メリット

・株式が希薄化しない
・事業に関してはとやかく言われることはほぼ皆無

デメリット

・利子/利息を払う必要がある
・融資頂いた金額を返済する必要がある
・事業計画書や資料やら準備するのが結構大変

パッと思いつくところいくとこんな感じで、資料やらの準備は結構慣れないとしんどいですが、社会人で課長や部長などのポジションでPLなど見ていた・会計の知識が少なからずある方とかでしたら、そこまでネックにはならないかと思います。

その他、事業のドメインによっては正直エクイティでVCから出資され難いなどといった場合も考えられるので、今後の事業計画と資本政策などによってはエクイティと合わせてデットを活用していくのも手かなと思います。

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そんな弊社ですが、セールス・CS・デザイナーと複数のポジションで絶賛メンバー募集中ですので、少しでも興味持って下さった方はDMなどお待ちしております!!

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