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Carat活動ストーリー

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「AIジョブサーチ」「求人Hub」「GLIT」などを運営する株式会社Caratのnoteをまとめたマガジンです。 https://www.caratinc.jp
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#新規事業

【対談企画#3】AIジョブサーチ開発メンバーの取り組み

Caratが2023年11月にリリースをしたLLMを活用した対話型求人検索サービス「AIジョブサーチ」。LLMを用いてAIと対話するように求める求人を探せるサービスとして、日々プロダクト開発を行っているが、今回はAIジョブサーチに関わる正社員エンジニアの脇山に対して松本がインタビューを行いました。Caratで働くエンジニアメンバーの取り組みや、AIジョブサーチの未来について対談を通しての考えを本記事でまとめています。 <対話者> 松本(@Na0KiMatsumoto) 脇山

「AIジョブサーチ」開発からリリースまでの道のり

2023年のGW頃から動き始めたので、本日のリリースに至るまで約半年ほどの期間を経ています。 「AIジョブサーチ」とは先んじてAIジョブサーチとはどんなプロダクトなのか、簡単に説明しておきたいと思います。 要はLLMを活用し人材エージェントが行う一部の業務を置き換えるようなイメージです。現在はアルバイト領域を中心にユーザー獲得を行っていますが、正社員転職・派遣などある程度どの領域でもそれなりの体験を提供できています。 創業プロダクトである「GLIT」のリベンジ(ちょっと

新規事業の0→1で大切にしていること

新規事業の立ち上げ初期(0→1)のミッションは、次の1→10のフェーズに進む判断をするための期待感・希望の光を見つけることだと思っています。 期待感・希望の光はトラクションという形で現れるかもしれないし、もっと定性的なチーム内外の感覚の場合もあります。 いずれにせよ、チーム内外のステークホルダーが「このプロダクトの次のステージにBetしてよさそうだ」と判断できる状態を作ることが至上命題だと認識しています。 この状態が作れないと、このプロダクトに追加のリソースは投下されず

生成AIを活用した新規事業をクローズドで検証している理由とプロダクトの手応え

クローズドベータ版で検証を進めているtoCプロダクトで、初めての売上が立ちました(めでたい)。 新規事業で初めての売上が立つ瞬間は何度経験しても感慨深いものです。 その余韻冷めやらぬうちに、プロダクトの現在の手応えと、まだクローズドベータで進めている理由を簡単に書き記しておこうと思います。 どんなプロダクトか簡単に言うと、チャットで求人が検索できるサービスです。チャットや検索周りでLLMを活用しています。 詳細は過去の記事をご覧ください。 売上が立つまでの流れド初期

生成AIを活用した新規事業の開発着手までの道のり

現在、生成AIを活用したチャット型求人検索サービスを立ち上げています。自然言語で対話を行い求人が見つかるサービスです(現在α版)。 サービスやプロダクトについては、メンバーからも発信しているので是非見てみて下さい。 今回はCEOとしてなぜ生成AIを活用したプロダクトをやろうと思ったか、考案してからこれまでの約半年間にどんなことをやって来たのかを振り返りつつまとめてみたいと思います。 なぜ生成AIを活用した事業をやろうと思ったか当初は既に運営中のプロダクト内で、生成AIを

LLMを使ったtoCプロダクト開発って具体的に何するの?(エンジニア編)

現在、LLM(OpenAI API)を活用したプロダクトを新規立ち上げ中なんですが、LLMを使うと言っても実際にどんな開発をするのかイメージがつきづらいかと思います。 「LLMを使った開発に興味は多少あるんだけど、実際にプロダクトに導入していく場合にどんなことをするの?」という質問をちょこちょこいただきます。 加えて、LLMを活用した新規事業/新規機能は、現状だとtoBのプロダクトが多いですが、我々の場合はtoCのプロダクトを開発しているため、事例も少なく、開発内容のイメ