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宇都宮LRT開業を見に行った件

昨日は芳賀・宇都宮LRTの開業日!
国内では75年ぶりに路面を走る鉄道の開通とあって、普段は静かな宇都宮駅周辺の盛り上がりをレポートします!


そもそもLRTって?

HU800系

車が走る道路上に敷かれたレールの上を走る路面電車と形式は同じですが、路線バスや路面電車と比べ定時性(時間通りに運行する)があり、鉄道と比べ騒音や振動を抑えた、つまり電車と路線バスと路面電車の【良いとこ取り】をした次世代の乗り物なのです。
実際に見てみましたが、発車するときは本当静かでした。
LRTの運行区間は、JR宇都宮駅東口から芳賀・高根沢工業団地までの14.6キロメートルです。
詳しいコースは以下のPDFをご覧ください。

https://www.city.utsunomiya.tochigi.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/013/029/yusenseibikukanheimenzu.pdf

引用はこちらから

開通日は大盛況

数ヵ月前から掲示されてました
宇都宮駅が人で溢れてる…!

宇都宮駅が込み合っていたのは久々でした。
鉄道ファンの方や、夏休みの最終盤ということもあり家族連れも数多くいました。
イベントも数多く組まれていました。
皆さんの期待の現れですね。

式典の準備も進んでました
グッズ販売は大盛況

この先の展望は?

この先はどこへ行く…?

今回は宇都宮の東側の開通ですが、宇都宮駅から西側延伸が計画されています。
正直なことをいうと宇都宮の市街地は、駅の西側(栃木県庁・宇都宮市役所・東武百貨店等は全て駅の西側です)に接続しないと市民にとってメリットが薄いのかなと感じます。
また教育会館前までの延伸となると、県内有数の私立・作新学院の一の沢キャンパスを通ることとなり、定期収入も見込めます。さらにこの先大谷地区までの延伸となると観光地へのアクセスがより向上するため、観光収入も見込めるです。

今後地方都市は周辺の都市との人(住民もビジネス関連の人も観光客も)の奪い合いになりますし、高齢社会がさらに強まります。人がいなくなれば住民が支える行政サービスの質も落ちますし、さらに過疎化が進みます。そうしたなかで、生活に必要な機能を都市の中心に集め、周辺地のアクセスをLRTのような交通システムでつなぐ新しい街のカタチを垣間見たと思います。

さらに多くの人から選ばれ、より誇りに思われる街になるためLRTの西側延伸をぜひ進めてほしいと思います。

引用はこちら

今日も読んでいただきありがとうございました。

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