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全社協の就活ってどんな感じ? 社協就活トーク①

今回から新シリーズ「社協就活トーク」を始めます!

私かどっちは市町村の社会福祉協議会(略して「社協」)に勤めていた経験があり、友人のやべっちは現在全国社会福祉協議会に勤務しています。

社会福祉協議会そのものの説明は、この記事では省略しますが、詳しく知りたい方は以下からご覧ください。


社協での就活の情報は、インターネット上にもあまりないため、私たちが対談形式で情報発信することにしました。

福祉の世界で注目が集まっている社協に就職したい、という方もいらっしゃるかと思います。

このシリーズではそんな方々に向けて、社協での就活の経験をお伝えします。

第一回となる今回は、全国社会福祉協議会(略して「全社協」)に勤めているやべっちに、主に志望理由についてお話を聞きました。


全社協を目指したのはなぜ?

かどっち:現役で全国社会福祉協議会に勤めているやべっちは、そもそもなぜ社協を志望したんですか?

やべっち:はい、私の志望理由は、社会課題を解決したいことだって言ってましたね。どういう社会課題かっていうと、主に不平等さだったり、格差みたいなところを私が身を持って感じた経験があったので、まあそれを元に面接で話して。 

社会課題を解決すべく、こちらの社協を選ばせていただきました、みたいな話をしてました。


かどっち:なるほど。なぜ社会課題で社協っていうふうに?

やべっち:それに関しては、色々民間の福祉関係の会社を受けたんですけど、どうしてもやっぱり株式会社は株主のために活動している団体だし、営利目的であることはどうしても避けられないというか。

どうしてもそういう風に働かざるを得ない社風かなと思って。色々なところ見た結果、 やっぱり社協はそういうことはあまり考えなくていいかなと思って。

より地域とか社会とかに貢献するためにどうすればいいか考えることに注力できるっていうところが魅力だと思ってます、っていう風に答えました。


かどっち:なるほどなるほど。じゃあこっから、ここでしか聞けない話を聞いてましょう。それは本音ですか?建前ですか?

やべっち:どうだろう。でも、いろんなほかの会社見て、やっぱり社協の方が肌に合うなって思ったのは事実。 

やっぱり民間のイケイケなお姉さんに憧れたこともあったんだけど、どうしてもああはなれないなって思ったところもあって。一応受けたけど全然思ったより内定もらえなくて。

あと、民間の大きいところを受けると、介護職しかないんだよね。だけど社協だと、少なからず全社協だと全員事務職なんで、そこはすごくメリットで。

なぜ選んだかっていうところを理由付けして、やっぱり全社協がいいなって言う風に言ったかな。半分本当で、半分嘘ではないけど、上手くいっただけという感じですね。

かどっち:建前的な部分もあると。

やべっち:言い方の問題でしょうかね。


かどっち:就活生へのアドバイスとして、ある程度志望理由をしゃべれることは必要ですか?

やべっち: なんだろう。私のすごいアピールしてよかったのは、他と比べたっていう自分の経験を話したことをすごいよかったなと思って。

結構福祉業界を目指してる子って、まあ公務員と併願とかも多いとは思うんですけど、福祉業界だけしか見てないとか、あと実習で忙しくて他のいろんな会社を見てないとか、親御さんの影響を受けても福祉に絞って見てる人も多々いらっしゃる。

そんな中で、他と比べたけどやっぱりこっちだよって自分の考えや経験を踏まえて思いを伝えられたのは、すごいよかったなと思ってる。

だから、就活生にアドバイスするときは、なるべくインターンとか、就活の時期にうまく時間を使って、他の会社と比べてもらったほうがいいかなとは伝えるようにしてて。

あとはなんだろうな、実習に行けるのも福祉関係の大学とかで学んでる子達のすごいメリットだと思うんで、そこで感じたこととか、学びとか気づきとかを、素直に自己アピールの中で組み込んで話してもらえると、よりその人らしさが伝わっていいよってアドバイスしています。


かどっち:なるほどね。やべっちは、就活は都道府県社協は受けたんでしたっけ?

やべっち:東京都社協の説明会は行ったけど、受けてはないです。

かどっち:それはちょっと違うって感じたの?

やべっち:自分の地元ではないからさ、東京って。なんかその住民のために何かするっていう感覚があんまりなくて、頑張れない気がしちゃって。

しかも全社協の方がやっぱ設備とか環境的には、やっぱ優秀な人たちが多いイメージあるし、そっちに行けたらいいなって。自分のイメージもすごく良くて、そっち選んだっていうのあるかもね。

かどっち:なるほど。この辺りは、就活生も参考になるかもしれませんね。


実際に全社協から内定を勝ち取ったやべっちの、志望理由に関する本音が聞けてとても面白い対談でした。

次回は、かどっちが市町村社協を志望したときの内情についてお話します。


また、私たち2人で読書についておしゃべりする「話×読 Ch.」をstand.fmで配信中です。

ご興味のある方はぜひお聞きください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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