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したためる

歳をとり泣かなくなって,しかしながら一方で涙もろくなる. 辛いと言えるようになって,しかしながら一方で心からその言葉を言えなくなって. 傷つけているらしく,しかしながら一方で傷つき. 学び続けなさい.その言葉に背中を押される. 学びがなんなのか,前に進んでいないように感じるが,したためることによって再び学ぶ. 自分の信じていたものが,こんなにも脆く誰かに向けた刃になっていることに今更ながら気付き,非常に裏切られた気分になる. ただそれだけのこと. ただそれだけのこと.

    • 喪失感という身体性の記憶

      日常が一変し、これまであった"いつも"から何かが失われたときの喪失感は心に大きく刻まれる. 今これを整理できるほどの思考力がなく、ただただ喪失感という大きな穴に身がはまっている状態である. 月並みに日常こそが幸せである、という言葉があるが、この喪失感の対として幸せか、と問われるとそうではないという答えが浮かぶ. 日常はあくまで日常で、かけがえのない日々たちだった. いずれ、この喪失感が日常を飲み込み、新たな日常を形成する.そして、喪失感のある日常が"いつも"になる. こうやっ

      • 今見ている世界と感じている世界と

        今でも鮮明に覚えている小学生くらいの時、自分の知っている「赤」という言葉が実は他の人は「赤」という言葉では認識しておらず同じ物象を別のワードを介して理解しているのではないか.つまり、「赤」という言葉ではない別の言葉に聴こえているのではないか、ということ. これを思い出したきっかけはふと気付かされる一言にあったわけで. それは 「デジタルはすでに自然に内包されていたものである」 という言葉だった. そこから、なるほどアートは自然の現象ないし表象を人間というバイアスを通して表現さ

        • 私は何と闘っているのでしょう!? 許せないことを赦そうとすること。すなわち、本来持っている自分の感情を殺すこと。 人間たる所以を尊重することで、人間味を損なう矛盾。 何と闘っているのしょう!? いや、闘ってないのかな!?

        したためる

        • 喪失感という身体性の記憶

        • 今見ている世界と感じている世界と

        • 私は何と闘っているのでしょう!? 許せないことを赦そうとすること。すなわち、本来持っている自分の感情を殺すこと。 人間たる所以を尊重することで、人間味を損なう矛盾。 何と闘っているのしょう!? いや、闘ってないのかな!?

          その時間はなにに必要なのかではなく、この先どう使うか

          ふと、目的のない休日を終えようとしている中で. 何もしなかったことに無常さを感じると同時に後悔はしないよう自分の行動の責任を取るような戒めを言い聞かせる.多動であるが故に、刺激がないと不安になる性分は大体9:00pmくらいから猛烈に焦燥感を刺激し背中がむず痒くなる。 だからこそ、それでいい.時代の潮流に流されないように情緒や思考をコントロールする時間が必要、とこれまた自分に言い聞かせて何もしなかった罪悪感を肯定する. 明日からまた思考を止めることが出来ない日常が始まるわけだか

          その時間はなにに必要なのかではなく、この先どう使うか