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2021年5月25日 東急電鉄3000系(3001編成)J-TREC横浜事業所出場

・3000系更新工事後最後の出場

2021年5月25日未明、東急3000系がJ-TREC横浜事業所出場を出場し、金沢八景~神武寺~逗子~新鶴見~八王子~長津田駅間において甲種回送されました。

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DD5515と7200系の組み合わせはこの日をもって見納め。

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最後の神武寺~新鶴見間の牽引機関車はDE10 1666


・3000系の更新工事は一旦終了

2019年9月から行われた相鉄直通向けの車両更新工事。
2022年の東急新横浜線開業及び相鉄線直通に伴い、東急目黒線を走る東急所属車両が改造及び更新工事を受けることになりました。

恩田にある東急テクノシステムと同時並行で行われていたため、全13編成中9編成がJ-TRECにて更新工事を受けました。

この入出場で8両化も同時に行うかと注目していましたが、8両化はせず、相鉄直通対応工事と車内更新工事のみに留まっています。

残りは5080系のみとなり、3000系同様に東急テクノシステムと同時並行で相鉄直通と車内更新工事が行われると思われます。


・主な更新箇所

前項でも述べた更新工事。今回の更新工事は以下の通りです。

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①SRアンテナ増設
クハ3001のみに取り付けられていたL字型に加え、クハ3000、3001に丸型SRアンテナが増設されました。

②ATS-P車上子取り付け
相鉄線で使われているATS-Pに対応するため車上子が取り付けられました。

③ATC機器箱の更新
ATCにATO、相鉄線で使用されているATSが一つに纏まった機器箱に更新されました。

④運転台コンソール更新

④ドア上案内車内モニター化

床下機器の更新は行われず、VVVFインバーター制御機器は奇数、偶数編成で異なるメーカー(※)のままになりました。
※奇数編成は日立製、偶数編成は東芝製を搭載。


・東急3000系入出場のまとめ


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