美容師の朝礼「有名美容師の俺できないことはできないって言うよ」に惑わされるな

おはようございます。

今回は「できない」ってすぐに言わないほうがお客様の信頼を築きやすいですよ。と言うお話をしたいと思います。

え？それってブリーチしている人に縮毛矯正をかけたいってきたら無理にも受けろ！ってことですか？

違います。

０か１００かで判断するな。と言うことを言いたいだけです。

特に今有名美容師が「俺できないことはできないって言うよ」っていう言葉を信じて同じようにお客様に伝えている美容師も多いのではないでしょうか？

これにはカラクリがあってお客様が求めるものに即決で「できない！」と言っている訳ではないのです。

例えば、ブリーチしている人に縮毛矯正をかけたいといった人に対して、「それはできない」と即決している訳ではなく、縮毛矯正をなぜかけたいのか？いつまでにかけたいのか？そう言うことを汲み取って、歩み寄りながらお客様が求めている１００はできないけど、４０ならできるよ。と言う提案ができていると言うことです。

今はできないけど、トリートメントしながら５ヶ月後にはできるようになるからそれまで我慢できる？

艶が欲しくて縮毛矯正なら逆効果だから、傷んでいてるところはカットしてしっかりトリートメントするとその悩み無くなるよ。

など、すぐに「できない」と言うのではなく、いや「できない」と言うのではなく「思い」に応えるための提案をするイメージで動いたほうがいいです。

なぜなら、お客様は髪の毛に関しては素人です。
薬剤の知識もなければ毛髪化学の知識もない。人に同じ立ち位置で物事を伝えるな！と言う話です。

できないことはできないかもしれないが、お客様が求めているものは違うかもしれない。「できない理由を並べるのではなく、できる方法を見つけ出す」そんな美容師像になれると良いですね！

それでは　グッジョブ！！