見出し画像

彩る

お久しぶりです。と言うのも、このエッセイを書かなくなってから、2ヶ月が経ってしまっていた。何で書かなかったのか理由はこれといってないけれど、飽きたから書かなくなっていたわけではないし、そもそもこの活動に飽きていない。元々自分の考えを話すのは好きで、感じたり思ったりしたことは文章にせずともツイートをしたり、飲み会の席で話したりするのは昔からずっと変わらないことだ。最近は飲みに行くのも減ったし、会社で誰かに自分の考えを話すような機会もないのでツイートくらいでしかめっきり言わなくなってしまっている。だから今から久々に書くのが凄い楽しみである。読んでくれているあなたに、強く感謝します。ちょっとお付き合いいただければと思う。

2022年、新年明けてからもう1ヶ月が経とうとしている。2021年は凄く辛くなることもあったり、それと打って変わってずっと抱えていた悲しみが、意外な形で晴れたり、2020年に比べれば様々なことがあった。2022年になってからは、ふりだしに戻った感覚があった。全て0になるような感覚だ。今まで積み上げてきたものは全て無くなり、またこれから積み上げていかなければならない。そういう気持ちだ。とは言いつつ、今の私はものすごく憂鬱だ。自分の将来は明るくはないし、毎日やっている仕事は、自分が本当にやりたい仕事ではなかったんだと実感している日々なのだ。転職活動するにもエネルギーは必要だし、そのエネルギーは湧いてこない。帰ってきてゲームしようにも出社して帰ってきた時はその気力すら湧いてこない。なんなんだ。こんな鬱憤、誰に言ってもしょうがないし自分の中で消化するしかない。

落ち込むにしても前向きに落ち込みたい。笑い飛ばしたい。「俺は今最悪な気分だ!」と叫びたい。全部自業自得だろうがそんなのは知ったこっちゃない。家族と住んでいるし、友達とゲームして過ごしているけど、この孤独感は拭えない。誰にも必要とされていないこの気持ちは私だけなのだろうか。そんなことばかり思う。何か変えようと、自腹でIT関連のテキストを購入したり、毎日日記を書こうと専用のノートを買ったりしてもどれも1週間続かなかった。自分はダメな人間だなと思うばかりだ。

私は自己肯定感が弱く、自己顕示欲が強い人間である、面倒な人間だ。小学生の頃から誰かに褒められれば調子に乗り、手を抜いて、結局嫌われる。それを学ばないでただ歳を重ねた、こども大人なのだ。

そんな私ではあるが、今思えば去年褒められたというか、感謝されたことが一つあった。大学時代にお世話になった研究室の教授に曲を作ったのだ。毎年教授の誕生日は研究室のみんなでお祝いする。2020年から楽器を触り始めてオリジナルの曲を作り始めて、2021年は誰かに曲を作りたい気持ちになっていた。親に作るのは照れくさいし、友達に作るのは何だか重い感じがする。かといって「誰々に書いた曲」と言わずに、ただ曲を世に放っても、誰にも聞いてもらえない可能性もある。でも毎年誕生日を祝う流れがある教授に対して作れば誰にも聞いてもらないことはないと思うし、感謝の気持ちや祝う気持ちを伝えられるんじゃないかと思い、教授に作ろうと思い立ち制作した。ずっとギターで曲を作っていたが、パソコンで曲を打ち込んで作りたかったので、DTMを起動し打ち込みで伴奏を作り、歌を乗せた。とある友達にも聞いてもらいながら試行錯誤して制作した。その過程はとても楽しかったし、聞いてもらえたのは教授だけじゃなく、今の現役生にも聞いてもらえた。もちろん日々の仕事をしながらではあったが、その日々はここ数年のモノクロの日々じゃなくて、カラフルな日々となった。

そうだ曲を作ろう。日々を彩るためにも、誰かに聞いてもらうためにも、自分自身を救うためにも、曲を作ろう。

そう思い立ったのは、午後5時48分の自宅のベッドの上だった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?