あえて疑ってみることでより正しい方向へ向かう

「クリティカルシンキング」という言葉があります。

あえて前提や条件を疑ってみることで、物事を正しい方向へ進める考え方の一つと理解しています。

人からもらった資料の内容を鵜呑みにするのではなく、この計算はどういうプロセスで実施しているのだろうか、この数値は何を意図して出されているのだろうか、といった疑いです。

もちろん全てを疑って疑心暗鬼になっては元も子もないですが、あえて疑ってみることで、間違っていれば修正できますし、結果が正しければ安心出来ます。

何より「自分の頭で考える」という一つのスキルを身に付けることが出来ると思います。

先日お客様から連絡頂いた精度を使って誤差評価をしていたところ、その数値は単体の精度ではなく他のシステム誤差も含まれるものであることが発覚。

自分が欲しい情報と手に入れた情報の内容が一致しているか、疑う視点が抜けていたことを痛感した日でした。

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