無理な提案でも視点を変えてみる

お客様から現状の設備ではメンテナンス性が良くないから改善提案はないかと依頼を受ける事があります。

一例で、フランジ(配管同士を繋げる部品)のある場所が狭いから、位置を変える改造が出来ないか、といった内容。

「お気持ちは分かります」、、といわざるを得ない状況なのですが、

狭い位置にあるというのは他との兼ね合いで決まってくるもので、現状が考え得るベストです。

というのが正直なところです。

とは言え、困っているというのは改善の余地ありというありがたい話なので、視点を変えて、

「現状設備の改造は他への影響が大きいのでできないですが、後続機を作る際に、検討していきましょう。これこれの条件をクリアできれば、こんな案が考えられます。」

といった具合に、他への展開という形で提案することはできます。

出来ません。と諦めたらそこで試合終了ならぬ相手との関係終了ですが、他に話を広げて興味を持ってもらえれば、今後の関係を続けていける可能性が広がります。

無理な提案に対して、視点を変えてみる事で展望が開ける=チャンスが広がることになれば幸いですね。

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