詰まったからだには訪れません
Sep 10, 2005(楽天blogより)
それにしても、「あけている」というのは
本当に難しいことです。
それには様々な要素が絡み合っているからです。
私たちは親から、学校教育から、経済社会から
生きる術はまず第一に、入れること、満たすこと、持つこと、構築すること、だと教えられてきました。
アレをしなさい、コレをしなさいばかりでした
抜くこと、空っぽにすること、捨てること、
そっとそのままにしておくこと〜は
怠け者、弱者の屁理屈となり、
ゆとりが出来た次に考えることでした。
「〜空ける・空いている〜ことは、
新しい可能性の前提である」
(野口三千三)
なめらかな体の動きも、空いているからだにのみ成立します。
動きのエネルギーは空いた道を通り抜けていくからです。
思いのままにからだの中身が変化していく開放感は、
詰まったからだには訪れません。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?