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㊾冬のインターンシップ  

1、学生の傾向

年明けからは本格的に就職活動がスタートしますので、夏時期と比べますと学生の本気度は高いです。また、学生は既に数社のインターンシップを体験されているので、企業を見る目も肥えてきています。後は前話でもご案内した通り、帰省される学生とお会いできるのも冬のインターンシップの特徴です。

2、インターンシップ企画

年末の忙しい時期での開催ですので、まずは気軽に参加できるように工夫することが大事です。オンラインで開催し、開催時間も2〜3時間のショートプログラムにて実施してみてはいかがでしょうか。

とはいえ、参加しやすさだけを追求しても学生の印象には残りませんので、ご参加いただいた時間に見合うような『お土産』も準備しましょう。

私達の場合には、就活でも役立つ座り方や身だしなみなどのマナーをお土産としてご案内しました。オンラインの画面越しでもマナーの変化を確認できますので、参加学生からは『短時間で成長を実感できた』と非常に好評でした。

3、フックをかける

短期間で実施する冬のインターンシップは、年明けに向けた『つなぎ』でしかありません。ですので、年明けに向けてしっかり『フックをかける』ことが重要です。

これも私達の事例で恐縮ですが、『今回高めたマナーをお客様の前で活かしてみませんか?』と、実際に現場で接客を行うインターンシップに誘致していました。

ゴルフの打ちっぱなしを練習したら、コースでプレーしたくなるのと同様に、学んだことを試したくなるのが人のサガです。『学んだことを試す機会』を準備して、参加学生が業務体験を楽しめるように、フックを繋げていけたら素敵ですね。

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