夢物語

夢を書いてみようか

下手くそな恋愛小説でも書いてみようか

私は夢をみた

場所はどこかわからない。

私はそれでも疑問を抱くことなくそこに座っている

床に座っていた。体育座りだった

するとあなたが近づいてきた

私は

この人は私に告白するのだと思った

その人は私の前に近寄ってきて立ち止まって

好きな人、いるの

と訊いた。

私はその時、私がいないと答えて、その人が私に告白するのだろうと思った。

それなのに、私の口は思わぬことを言った。

けれどそれが本心だった。

…います。

その人はその答えを聞いてぎょっとしたそぶりを見せた。

おどおどしながら、

それは、誰、、

と訊いてきた。

私はもうその人の顔が見れず

下を見ながら小さな震える声で

…あなたです。

と言った。

その人は

俺も、、!

と声を弾ませた。

私はその人の反応に安堵しながら悲しかった。

叶わないから。

好きですと言い合うだけですべてだから。

私は泣いた。

その人は不思議そうに私を見ていた。