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川口HO最前線!

皆様こんにちは。書記の金子周平と申します。

先日の記事において、事務局長から川口ハイウェイオアシス(以下、川口HO)について言及がありました。
同HOは、かねてより営業していた川口PA、および「イイナパーク川口」を取り込む形で、本年4月25日に開業した、おそらく日本で最も新しいハイウェイオアシスです。
そんな川口HOを、先日訪問する機会がありましたので、ご紹介させていただきたく思います!

ただ道路で行くだけがPAやHOじゃない

川口PA/HOは首都高速道路川口線の上り線に併設されています。

……しかし、私はサービスエリアやパーキングエリアへ「鉄道を主軸にして」訪問するスタイルを10年近く続けています。題して「鉄サぱ」。
というのも、昨今のサービスエリアやパーキングエリアには、高速道路の外から進入・利用するための通用口が設けられているケースがかなり多いのです。それがNEXCO西日本管轄なら「ウェルカムゲート」、NEXCO中日本管轄なら「ぷらっとパーク」などと呼ばれています。
そして、件の川口PAだって、ハイウェイオアシスが併設されているのであれば、外から入れないことはないはず。

ならば私らしく。埼玉高速鉄道は新井宿駅から、足掛け15分でたどり着かせていただきました。

ご丁寧にも、新井宿駅構内の地図にも川口PAの記述あり。(写真は一部抜粋)

新井宿駅から最短ルートで進むと、前記写真下側の公園「イイナパーク川口」をまず通ることになります。
イイナパーク川口は「小さな生き物の観察ができるようになることを願って」(川口市長・奥ノ木氏による石碑より)整備された側面もあり、実質的にビオトープのような役割も持っていると考えます。

池の向こうに見える施設群も乙なものです。


特色と工夫あふれる商業施設

そうした自然豊かなエリアをぐるりと回れば、いよいよ川口HOの中枢部分とご対面。
ここに来た時点で12時を回ろうかというところでしたが……なんとレストランのメニューはこの時点で半分以上が売り切れ。元々存在感のあったところに、実質リニューアルオープンとあって、かなりの人を呼んでいるのだと思いました。
ことに同HOが備える2つのレストランのひとつ、「かまど炊きごはん 和楽」では、川口市産の羽釜でご飯を炊き上げているとのこと。さらに注文があってから炊き上げているとあってか、出てくるまでは少々時間がかかりますが、手間をかけているだけに出てくるご飯はいつでも炊きたてホカホカ。歩き詰めの空きっ腹にはこの上なくしみわたりました。

もつ焼き丼キング(1,150円/税込)。これほどのボリュームでも箸がどんどん進むくらい、ふっくらごはんともつ焼きがよく合います。

ちなみに、この写真の上側にもちょこっと写っていますが、1人がけの席にはコンセントも装備。
協会長によると、八潮PAでも同様にコンセントが設けられていて、これがビジネスユーザーに好評であるとのこと。それがフィードバックされたのでしょう。

また、同じ建屋にあるカフェにも、一工夫入った椅子がありました。

上側の「BAG」がポイント。

そう、この椅子の後ろ側には荷物置きスペースが備えられているのです。
これも、同形の椅子が足柄SAに設置されている例を協会長が引き、「横に荷物を置くとその荷物でスペースを取ってしまう」という難点を解消すると言わしめるスグレモノ。その便利さゆえに首都高速にも要望を出し、結果、見事このように川口PA/HOに設置される運びとなりました。
この椅子に座っていただく、猿田彦珈琲のプロデュースによる「コーヒー牛乳ソフトクリーム」(480円/税込)がまた、珈琲らしく程よい苦みを感じさせてくれます。

もちろん、駒門PA(上り)などでも人気の「アメリカンドッ君」もありますよ。

このほかにも、子供のための遊び場「ASOBOON」(アソブーン)も設置され、様々な「楽しみ」を提供してくれます。

このように、川口HOは、ビジネスから家族連れまで、様々なユーザー、あるいは世代にわたって「遊び」と「くつろぎ」、そして「癒し」をもたらす、まさに首都のはずれのオアシスとして進化しました。
ぜひ一度、お越しになってみてはいかがでしょうか?

テナント運営の東京ハイウエイ様、常々ありがとうございます!



参考情報
川口ハイウェイオアシス 〜食べる、遊ぶ、くつろぐ。水と緑のオアシス空間が誕生〜
株式会社東京ハイウエイ
※いずれも2022/4/28閲覧



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