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ブランド牛のステーキで、ステキなご褒美を。

 お腹がサーロイン状態のサポートメンバー、でございます。

 さて、12月になり多くの方は冬のボーナスが支給されたかもしれません。1年間頑張った自分のご褒美に、家族や友達のお祝いに、何を買おう、何処に旅行しよう・・・使い道は色々ありますよね。
 物価高・スタグフレーションと言われる今日この頃ですが、やはり贅沢はしてみたい。ではこの際奮発して、サぱのブランド牛ステーキを味わってみてはいかがでしょうか?

黒田庄和牛

 「黒田庄和牛」と聞くと、どこのブランド牛だろう?と思われる方が多いでしょう。「黒田庄和牛」とは兵庫県西脇市黒田庄町で育てられた血統書付きの但馬牛(たじまうし)のことで、年間出荷数約600頭の内、8割以上が有名な「神戸ビーフ」に認定されるブランド牛です。
 「黒田庄和牛」については、兵庫県公式観光サイト「HYOGo!ナビ」に詳しく書かれていますので、ぜひこちらもご覧ください。
 黒田庄和牛のステーキは、E2山陽道下り 三木SA「il Cane Italiano(イルカーネ イタリアーノ)」で提供されています。

黒田庄和牛 サーロインステーキ

 この焼き目が食欲をそそる。180gと標準的なサイズだが実際見ると非常にボリュームがある。焼き加減はミディアムレアですが、ペレットがあるので焼き加減を調整できるのでレアが苦手、という方にもオススメ。
見た目を超えた肉汁と旨味がたまらないステーキでした。

山葵・ステーキソース・七味で味の変化を楽しむ。でも最初の一口は何もつけずに肉だけで食して、肉の旨味を噛みしめていただきたい。

 お値段は6,600円也。地方都市のランチメニューの相場が850円としてランチ1週間分の金額というところでしょうか。
 尚、イルカーネさんでは、黒田庄和牛と播州百日どりのファミリーシェアプレート(5,720円)も提供しており、このシェアプレートを皆で味わうのもオススメです。

飛騨牛

 岐阜が誇る牛肉といえば、飛騨牛。岐阜県内各地で「朴葉焼き」として県内の旅館などで提供されているブランド牛です。
 飛騨牛のステーキは、E19中央道上り 恵那峡SAレストラン「夕照の里」で提供されています。

飛騨牛ステーキ膳。和の空間で味わうプレミアム牛の味は格別である。

 ここは「和」の空間にふさわしく和食スタイルとなっていて、あらかじめカットされて提供されます。ステーキソースと岩塩で味わいましょう。肉の旨味をどちらもよく引き出してくれます。

焼き加減はミディアム。

 お値段は4,500円。知名度の高いプレミアム牛にしては比較的高くないと思います。
 恵那峡SA内の「東濃ミート」では、飛騨牛の各種牛串が販売されておりここのミルフィーユ牛串もオススメです。

とちぎ霧降高原牛

 栃木県にも「とちぎ霧降高原牛」というブランド牛があります。品の良い味わいが自慢の交雑牛(黒毛和種(雄)×ホルスタイン(雌)、F1とも呼ばれる)で格付等級2等級以上に与えられています。(出典:とちぎ農産物マーケティング協会
 とちぎ霧降高原牛のステーキは、E4東北道上り 那須高原SA「テラスレストラン」で提供されています。

とちぎ霧降高原牛のサーロインステーキ。
三木SA・恵那峡SAと違いここのステーキは皿で提供されている。
ここではステーキソースと山葵で食す。このステーキソースが非常に美味。
ステーキの断面。この断面を見て口に入れるのが至福のひと時。

 お値段は4,290円。那須の美味しい空気の中で美味しい上質の肉を食せるとなれば、十分にリーズナブルな価格と思います。

米沢牛

 米沢牛といえば全国屈指の和牛。でも米沢付近には米沢牛を味わえるサぱがない・・・。でもサぱで味わえます。E4東北道上り 安達太良SA「あだたらSKYレストラン」で提供されています。

米沢牛サーロインステーキ(180g)。ここは山葵・ステーキソース・塩で味わう。
脂と赤身のバランスが良く、脂のくどさが無い。
フライドガーリックが添えられているのがポイント。
米沢牛ステーキの断面SHOW!

お値段は全国屈指の肉ということで税込8,500円。結構高い。
でも高速道路上で米沢牛を食すことに意義がある・・・のです。

前沢牛

 私の知る限りでは、恐らく全国のサぱにおけるメニューの最高峰に君臨するメニュー。そのお値段も1万円也。今秋、友人の納車祝いに最高峰メニューを食そうと、友人と一緒にE4東北道 前沢SA上りに行ってきました。

一見すると定番の入口だが、
レストランの入口。「前沢牛」のPOPがあり、客は「前沢牛ステーキ・・・1万円。奢ってよー」「いやいや寿司一貫でカンベンしてよ・・」などの言葉が飛び交う。流石メニューの王者があるサぱである。
メニュー。この金額に圧倒されるが、意を決して「前沢牛サーロインステーキ1つと、前沢牛ヒレステーキ1つ、お願いします!」
これぞサぱメニューの最高峰に君臨する、前沢牛ステーキセットサーロイン200g。
こちらは友人の食した前沢牛ヒレステーキセット100g。
お値段は6,300円也。
これが1万円のお肉。
ヒレステーキの断面。100gだがサーロインより厚みがある。

 1万円のサーロインステーキ、赤身といい脂といい味も流石です。ただ個人的な感想を言うと赤身の旨味が強い肉なので、ヒレの方が前沢牛の旨味を楽しめるかなと思いました。

サぱのステーキ、じっくり味わってみましょう。

 今回はブランド牛ステーキについて取り上げてみました。感じたことは、このブランド牛を単に提供するのではなくブランド牛をどのように味わってほしいのか、提供する側の創意工夫も感じ取ることができたと思います。
 今回の中で私の推しは那須高原SA上り。お店のリッチな雰囲気・肉質・ステーキソースの美味さ、そして程よいプレミアム価格。トータルバランスで一番良いです。更に三木SA下りのイルカーネさん。熱々の鉄板にきれいな焼き目のついた大きめのステーキはインパクトがあります。恵那峡SAは、今回紹介できませんでしたが「飛騨牛ひつまぶし(4,500円)」「朴葉味噌御膳(1,780円)」のメニューもあるので、何度か訪れてお店の和の雰囲気と合わせて楽しむのが良いかと思います。

 前沢SAはサーロインとヒレの選択肢を設けていますが、同時に両方食べてみた方が前沢牛を堪能できるのかな、と思いました。そういう意味で夫婦・カップルなどで行ってサーロインとヒレをそれぞれ注文してもいいかもしれません。
 尚、E4東北道国見SAでも前沢牛のステーキを提供しているようで、こちらは5,000円となっています。

 安達太良SAでは福島県産牛サーロインステーキセットも提供しています。こちらは200gで4,800円です。こちらは比較的リーズナブルな内容かと思います。こちらも食してみたいですね。

安達太良SA スカイレストラン入口。ステーキが2つ並んでいる。

 ブランド牛メニューは高額ですが、でも一度は味わってみたいもの。この手のステーキを普通に食したいと思うと、扱っている土地の有名店を探し、お店によってはフルコース料理でないとありつけないこともあります。その点でサぱにこのようなメニューがあると、有名店より気軽にあずかることが
できるのが良いですね。

※参考までに。宇都宮市のステーキハウス「いづづや」さんのステーキの価格帯(ランチ)が2,600円から9,000円台。奥州市の「和風れすとらん牛の里」の前沢牛サーロインステーキ(200g)は10,500円です。

 でもやはりお値段が・・・気になる方は同じサぱで牛串やハンバーグなどの他のメニューで味わってみてもよいかもしれません。

那須高原SA とちぎ霧降高原牛のハンバーグ。こちらは1,380円で十分美味である。

 でもやはりサぱニティの皆さんにとって、サぱメニューの最高峰にあずかりたいもの。そこで敏腕事務局長さん、ご馳走して頂けないでしょうか(爆笑)。

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(文責:梶)


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